絵本の読み聞かせのススメ

 

絵本の読み聞かせのススメ

睡眠

現代社会の子ども達を取り巻く環境は、モノや情報の氾濫のなかで、決して幸福とは言えない状況にあります。

良質の絵本には、この複雑な情報化社会の中で急速に失われてしまっている『子ども達の成長や子育ての宝物』が沢山詰まっています。

知育・早期教育がもてはやされ、本来、子ども達の成長にとって「本当に大切なもの」が見落とされてしまっていることを、多くの親御様に知っていただきたいと考えています。

特にこんな考えをお持ちの親御様に絵本教育をオススメします。


◇お子様のご成長に関する内容

1・やさしく、豊かな心を持った子どもに成長してほしい。

絵本を繰り返し読んでいるうちに、主人公や周りの登場人物に感情移入したり、様々な状況や環境、関わりを感じながら多くの疑似体験をします。
子ども達には本物を感じ、吸収する力があります。
良い絵本ほど本物を感じ、心が豊かに育ちます。

2・言葉の力や理解力、基礎国語力を大きく育てたい。


現在、大手幼児教室などでも積極的に絵本の読み聞かせを推奨しています。
幼児期に算数や英語、知育などを行っても、肝心な基礎国語力がなければ、その後に大きな成長が望めないということが分かってきているからです。

学習面で大きく成長する子ども達は、幼児期に絵本の読み聞かせを沢山してもらっているということが多くのデータからも認められています。
文章の構成や表現、語彙など、良い内容のものほど、基礎国語力は高まります。


3・知的好奇心を働かせ、積極的に行動できるようになってほしい。


『ご家庭に多くの絵本を』
ただ「絵本を与えれば良い」という考えを持つ多くの方々に伝えたい思いがあります。
『子どもの成長に合わせて絵本を与えてあげる』という考えは、一見素晴らしい考えのようですが、絵本を『与える』ということでは子ども達にとって本当の成長にはつながりにくいと考えています。。

何故、ご家庭に『多くの絵本』が必要なのでしょうか?

子ども達の知的好奇心や興味は非常に移ろいやすく、子どもが興味を示した『その瞬間』を逃してしまうと折角芽生えた知的好奇心や興味を広げてあげることができません。
『その瞬間』に知的好奇心が満たされる絵本がなければ大きな成長のチャンスを逃してしまうのです。
親の視線で選んだ絵本を与えるのではなく、子どもが自ら興味を示し、自分で選べる環境が必要なのです。
子どもの自発的な行動こそ、その後の成長をより大きなものにします。


4・親子の絆を築きたい。


絵本の読み聞かせは、母親の愛情と同様のイメージを持つと言われています。
現代の親子の絆は一昔よりも希薄になっていると言われますが、親の姿勢・教育の根本的な形が変わってしまったからなのかもしれません。


絵本の読み聞かせが情操教育や、心の教育に大変良い影響があるということはほとんどの方がご存知のことと思います。
絵本の読み聞かせで育った子ども達の多くが、優しく、豊かな心を持っていたということでもあります。

基本的に人は賢く、教養がなければ「心が優しい人」にはなれません。
そして、親からの愛情を感じて育たなければ「心が優しい人」になることは難しいと言えます。


絵本環境を作り、絵本の読み聞かせを沢山してあげることで、お子様の心は大きく豊かに育ち、親子の絆は大変強くなります。
子ども達が健やかに成長するには、この「親子の絆」が最も大切だと言っても過言ではありません。
毎日の読み聞かせが、子ども達としっかり向き合える大切な時間を作るのです。


◇その他の内容


1・どんな絵本を選んでいいのか分からない。
「ほるぷこども図書館」や「くもんのすいせん図書」、全国学校図書協議会・選定の「よい絵本」のなど、絵本や教育の専門家が選定した絵本群は、非常にクオリティの高いものが多く、オススメできます。

小さい頃からこういった良質の絵本に読み慣れることができれば、それらを自然と好むようになりますが、キャラクター絵本やアニメチックな絵本、親受けを優先にした絵本など、クオリティの低い内容に慣れ過ぎてしまうと、良質な絵本の良さを理解できないようになる可能性が高くなります。良書の多くは大人から見てもちょっととっつきにくいかな?と思うものが多くあります。

「どんな絵本でも、子どもが好きになれば良い」という考え方も分かりますが、生涯を通して本に親しむことを考えた時、知性と知的好奇心を高め、人間性を深めることのできる良書を自然に選択する方向性を育てることが大切になります。
それには、良質な絵本の読み聞かせを早い時期から行うことが大切です。

ある程度年齢が進んでしまうと、良質の絵本に対する導入が難しくなりますので、お子様が小さいうちから自然に良書に親しめる環境が大切です。

下記の選定図書は、絵本・児童書の中から、永年、良質図書とは何かを問い続け、朽ちることのない古典的なロングセラー絵本から傑出した新刊まで、児童図書の体系を築きあげた珠玉の絵本達です。

「ほるぷこども図書館」
http://www.holpforum.com/tosyo00.html

「くもんのすいせん図書」
http://www.kumon.ne.jp/dokusho/suisen/

全国学校図書協議会・選定の「よい絵本」
http://www.j-sla.or.jp/recommend/26th-yoiehon-top.html

「海外秀作絵本」
http://www.holpforum.com/kaigai01.html

絵本は、ただ楽しいテレビやゲームとは異なります。
親子の絆をしっかり作り、基礎国語力や語彙の量、情操教育など本当に多くの宝物を子ども達に与えてくれます。
絵本の楽しさ、感動、様々な疑似体験を通して、子ども達は宝物を手に入れていきます。

大切なお子様やお孫様には是非とも絵本をプレゼントしてあげてください。



自薦・他薦は問いませんので子どもの睡眠に関する良いサイトがありましたら是非ご連絡をお願い致します。

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