子どもにセックスを見られた

 

適切な幼児教育は後の
人間形成において大変重
要であると考えています
が注意していただきたい
ことがあります。
幼児教育は完璧な育児や
教育を推奨するものでは
ないということです。


 ・愛情が第一を忘れない
 ・他の子どもと比較をしない
 ・完璧主義にならない
 ・結果を期待しすぎない
 ・ゆったりとした心を持つ
 子どもへの過剰な期待は
 親子共に大きなストレス
 になる可能性があります。
 ゆったりと構え、少しくら
 い上手くいかなくても
 「まぁ、いっか。」
 位に考えられることが幼
 児教育を続けられるポイ
 ントになります。 

子どもにセックスを見られた はやし浩司先生の「その他」の問題・悩みQ&A

はやし浩司先生●Q:

7歳の息子に、性生活そのものを見られてしまいました。その場は適当にごまかしましたが、
心にキズがついたのではないかと心配です。どうしたらいいでしょうか?

A:まったくありません。子どもがキズつくのは、親の不正義、不誠実、非倫理、不道徳的行為で
す。たとえば不倫現場を見られる、など。これはまずいです。が、夫婦が愛し合い、いたわり合
す姿は、どんどん見せます。(セックスまで見せろということではありません。) 国によっても違
いますが、ラテン系の国へ行くと、目のやり場のないほど、若い人たちは人の目もはばから
ず、抱き合ったり、愛撫しあったり、キスしたりしています。若い夫婦もそうです。アメリカでもそ
うです。オーストラリアは、もう少し謙虚です。しかし恐ろしいほど何もしないのが、日本人です。

 7歳ですから、やがてすぐ親たちが何をしていたかを知る時期にくるでしょうが、「へへへ」で
終わります。そういうものです。こうした例はたいへん多く、教室でも、ときどき、「きのうの夜、
パパとママが、裸でプロレスをしていた!」と言う子どももときどきいます。そういうときは、私
は、「ふうん。どこで?」ととぼけて聞くことにしています。すると子どもは「ふとんの上で……」と
言ったりします。その程度でおさめておきます。子どもは、ときどきおとなの世界をかいまみな
がら、情報を蓄積していきます。そしておとなになっていきます。

 要は、性にうしろめたさをもたせいないこと。スウェーデンでは、もう30年も前から、大学の講
義で、「セックスの仕方」そのものを教えています。教官が、「そこのA君、そこのBさん、前でセ
ックスしてみなさい」などと、まあ、実にあっけらかんです。日本人のように、「性」にうしろめたさ
をもたないことによるものです。親が悪いことをしたと思っていると、子どもに罪悪感をもたせて
しまいます。それは避けます。親が子どもに、「セックスは楽しいものよ」「愛し合う人どうしがす
るものよ」と、その年齢の子どもに言えるようになったとき、性の解放は達成されるのです。「秘
め事」ではないのです。また秘め事と考える必要もないのです。昔、スウェーデンのベッテルグ
レン女史という、性教育協会の会長の通訳として全国を回ったことがあります。その女史から
これは私が学んだことです。

 アングロサクソン系の夫婦は、ベッドの中ではいつも真っ裸です。子どもはいつもそういう夫
婦像を見ていますが、それで「子どもの心がゆがんだ」という話は聞いたことがありません。も
うその話には触れないで、知らぬ顔をして、子どもの成長を見守ればいいでしょう。


●子どもの問題・・・子どもに関する問題 ●親子の問題・・・親子に関する問題
●家庭の問題・・・夫婦家族に関する問題 ●その他・・・その他の問題


情報・画像の出展:はやし浩司先生

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