子どもの進路問題

 

適切な幼児教育は後の
人間形成において大変重
要であると考えています
が注意していただきたい
ことがあります。
幼児教育は完璧な育児や
教育を推奨するものでは
ないということです。


 ・愛情が第一を忘れない
 ・他の子どもと比較をしない
 ・完璧主義にならない
 ・結果を期待しすぎない
 ・ゆったりとした心を持つ
 子どもへの過剰な期待は
 親子共に大きなストレス
 になる可能性があります。
 ゆったりと構え、少しくら
 い上手くいかなくても
 「まぁ、いっか。」
 位に考えられることが幼
 児教育を続けられるポイ
 ントになります。 

子どもの進路問題 ・幼児教育悩み相談Q&A

はやし浩司先生相談(2)中学2年生の父から



 勉強もせず部活も熱心にやっているわけではない二男が、「料理人になりたいから、高校へ
は行かない」と言い出しました。

 それ以来、夕食の手伝いや自分で料理をしてみたりしていますが、いつまで続くやら・・・。
「バカ言っていないで高校へ行け!」と頭ごなしに反対した方がいいか、「やってみな」と後押し
した方がいいか、どっちでしょうか?


A:親の思うようにならないのが、子育て。私の二男も中学2年生のとき、勉強を放棄。以来パ
ソコンと遊んでばかりいました。三男は横浜国大をセンター試験2位の成績で入学はしたもの
の、3年になるとき中退。 

 私も三井物産という会社をやめ、幼稚園の講師になると言ったとき、母は電話口の向こうで
泣き崩れてしまいました。「浩ちゃん、あんたは道を誤ったア!」と。

 以来、私は、外の世界では自分の職業を隠し、内の世界では、自分のキャリアを隠しまし
た。が、もしあのとき、母だけでも私を支えてくれていたら、その後の私の人生は大きく変わっ
ただろうと思います。

 今のあなたにとって大切なことは、子どもを信ずること。子どもがどんな選択をしても、子ども
を支えること。「パパは、お前を信じている。お前の行くべき道を進め。どんなことがあっても、
応援する」と。

 中学2年生と言えば、自我の同一性を確立する重要な時期です。今、あなたが頭ごなしに反
対すれば、あなたの息子の自我はバラバラになってしまうでしょう。それはたいへん危険なこと
です。注意してください。

 なお私の二男は現在、インディアナ州立大学に籍を置き、CERN(スイス量子加速研究所)
のスパコン技術官をしています。三男はJALで副機長(B777)をしています。

 子どもを信ずることは、たいへん苦しいことです。その苦しさは、私も経験しました。

●子どもの問題・・・子どもに関する問題 ●親子の問題・・・親子に関する問題
●家庭の問題・・・夫婦家族に関する問題 ●その他・・・その他の問題


情報・画像の出展:はやし浩司先生

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