父親の不倫

 

適切な幼児教育は後の
人間形成において大変重
要であると考えています
が注意していただきたい
ことがあります。
幼児教育は完璧な育児や
教育を推奨するものでは
ないということです。


 ・愛情が第一を忘れない
 ・他の子どもと比較をしない
 ・完璧主義にならない
 ・結果を期待しすぎない
 ・ゆったりとした心を持つ
 子どもへの過剰な期待は
 親子共に大きなストレス
 になる可能性があります。
 ゆったりと構え、少しくら
 い上手くいかなくても
 「まぁ、いっか。」
 位に考えられることが幼
 児教育を続けられるポイ
 ントになります。 

父親の不倫  はやし浩司先生の家族・家庭の問題・悩みQ&A

はやし浩司先生●T県に住んでいる女性(34歳)がいる。


その女性から、つぎのような相談をもらった。

++++++++++++++++++++

【YYさんより、はやし浩司へ】

父に不倫をやめてもらうということは、無理なことでしょうか?
(父は現在60歳です。バイアグラを所持していたこともあります。)

私がどんなに訴えても、私の心は、父には届かないのでしょうか?

「勝手にすればいい」と思うこともありますが、母の気持ちや、離婚後の母の生活(経済的に)
を考えると、放置しようという気持ちにもなれません。

母は、証拠をつかんだら、愛人から慰謝料をもらいたいと言っています。
(相手が誰なのかは知っています。)
証拠など簡単につかめるものではないのですが・・・。

父に直接問い詰めても、父は、白を切るだけです。

愛人には、「誰にも迷惑はかけていない。これは俺の楽しみだからやめる気はない」と言ってい
るようです。
(家族には、十分迷惑をかけていると思うのですが・・・)

母には、「今は冷静に父を観察して 時期が来たら、(夫の年金を半分受け取れるようになるら
しいです)、愛人がいる、いないにかかわらず、離婚届をつきつけたらいいよ」と言ったことがあ
ります。

(母は父の裏切りに対する憎しみで、いっぱいなんです。父にどうやって復讐をしてやろうと、そ
れをいつも考えているといった感じです。)

父に心を入れかえてもらうことが無理なら、私は母に対してどう対応していけばいいのでしょう
か?


【はやし浩司よりYYさんへ】

拝復

私の知人の中にも、何人か、不倫をしているのがいます。
その中のひとりは、立派な肩書きもあり、社会的地位もあり、
広く人望も集めています。

「どうして別れないのか?」と聞くと、「できない」と。

そうそうその男性は、あなたのお父さんと同じ、60歳です。

「性」のもつ力には、ものすごいものがあります。どの人も
最初は、遊びで始めるのですが、そのうち、ハマってしまう……。

こんな話もあります。

若いころ、日本を代表する文豪と呼ばれる人と、
近くで交際させてもらったことがあります。
名前を出せば、100%の人がよく知っている、人物です。

その文豪と呼ばれる人が、あるとき私にふと、こう言いました。

「オレは、若いころから無精子症なんだよな」と。

私が驚いて、「だって、先生には、息子さんがいるではないですか……!?」と
言うと、その先生は、笑ってこう答えました。

「ええじゃねえか」「ええじゃねえか」と。

つまり妻の浮気は公認していたというのです。その奥さんは、
その文豪と言われていた人物が死ぬまで、ずっとベッドの横についていました。
片時も離れず、です。

私は最初会ったとき、あまりにもみすぼらしい服装をしていたので、
家政婦さんか、何かと思ったほどです。

で、こういうケースでは、あなたがたが、復讐を考えたり、仕返しを考えたり
するほど、あなたの父親は、あなたたちから遠くへ行ってしまうでしょう。

あなたの父親が求めているのは、(やすらぎ)だからです。たいへん
むずかしいことかもしれませんが、『許して、忘れる』ということは、
できませんか?

最大の復讐は、「後悔させること」です。不倫をしたことを、心底、後悔
させることです。もっともそれをするには、こちら側が、その何倍も、
心が広くなければなりませんが……。

父親に対する、「親」という幻想を捨てなさい。また父親と母親の関係に対しても、
「男と女」という関係で、みなさい。ただの「男と女」です。

そういう視点でみると、意外と、道は見えてくるものです。「親だから許せない」
と、あなたが思っているとしたら、あなた自身も、たいへん権威主義的な
人ということになりますが、ちがうでしょうか。

こうした問題は、あせっているときは、どうにもならないものです。
やがて水が、低い場所を求めて流れていくように、その時機が
くれば、すんなりと解決するものです。

ですからここは、お母さんの相談役にはなっても、あなたがカリカリ
しないこと。カリカリしても、どうにもなりませんから……。

あなたはあなたで、親たちを反面教師としながら、自分の幸福をめざしなさい。
あとは、ここにも書いたように、時間が解決してくれます。時機がくれば、
そのとき、解決します。

いただいたメール、少し改変して、使用することを、お許しください。

では、今日は、これで失礼します。

はやし浩司

【付記】

●男の不倫

++++++++++++++++

夫が不倫をしたからといって、
それまでの過去を、すべて否定してよいものか?

結婚し、家庭を築き、子をもうけ、
子を育てた。

そのドラマまで、否定してよいものか?

夫が不倫をしたからといって、
裏切られたと思いはしかたないとしても、
復讐を考えてよいものか?

しかしそれこそ、自分の過去を否定することになる。

何度も人生があるなら、それもよし。
しかし一度しかない人生の、その過去を否定するとしたら、
それこそ、自分自身を否定することになるのでは?

++++++++++++++++

 セックス(性行為)を目的とした、不倫願望は、どんな男性にもある。それがない男性は、いな
い。もし不倫願望がないというのなら、その男性は、(男)として、健康ではないと考えてよい。

 男性にとって(射精)は、まさに、(排泄行為)の一部でしかない。

 が、その範囲を超えて、つまりセックスだけの関係から、人間と人間の関係になったとき、不
倫は不倫となる。

 ただ(思い)と、(行動)の間には、不倫にかぎらず、どんなばあいも、そこには(距離)があ
る。たとえば「若い女性とセックスをしてみたい」と思うのと、実際に、行動を起こすということと
の間には、距離がある。

 その距離の長い人を、自己規制力の強い人といい、そうでない人を、自己規制力の弱い人と
いう。

 その(距離)を長くするのが、その人の道徳観であり、倫理観である。それらが自己規範とな
って、その人を規制する。心理学の世界では、その規範を、内的規範と外的規範に分けて考
える。内的規範というのは、要するにその人の精神的な強靭(きょうじん)さをいう。外的規範と
いうのは、社会的地位や名誉をいう。

 しかし、こと、こうした本能に根ざす問題のばあい、外的規範というのは、恐ろしく無力でしか
ない。よい例が、学校の教師による、ハレンチ事件である。「先生だから……」という『ダカラ
論』ほど、こういうケースのばあい、アテにならないものはない。

 かく言う私は、(私を、平均的な男とみてよいかどうかという点については、疑問に思う人もい
るかもしれないが)、ごく平均的な男である。しかしそんな私でも、心の奥底では、いつも異性で
ある女性を意識している。セックス(性行為)を目的とした、不倫願望となると、いつでもある。
四六時中、ある。

 本能の力、つまりフロイト流の言い方を借りるなら、「イド」、性の力は、それほどまでに強力
である。生きる原動力にもなっている。もともと個人の理性や知性で、コントロールできるような
代物(しろもの)ではない。

 だから不倫を避けるためには、確固たる価値観をつくりあげ、それを道徳観や倫理観で、自
分を補強するしかない。が、それとて、たいへんなこと。簡単ではない。それこそ信仰者がする
ような、きびしい修行をしなければならない。……と書いていくと、絶望的にならざるをえない。
言いかえると、一夫一妻制そのものが、人間が動物としてもっている本能に、そぐわないので
はないか。話がそこまで飛躍してしまう。

 つまり一生の間、同一の配偶者を愛し、その配偶者だけと性生活を営み、それで満足しろと
いうほうが、無理なのかもしれない。恋愛感情にしても、最近では、それは脳内ホルモン(フェ
ニルエチルアミン)によるものという説が有力になっている※。しかも賞味期間というのがあっ
て、長くても、3〜4年ということだそうだ。

 わかりやすく言えば、どんな恋愛でも、そのままでは、3〜4年もすれば、火は消えるというこ
と。 

 さて、YYさんの話に戻るが、YYさんは、女性ということもあって、母親の立場だけでものを考
えている。そんなきらいが、ないわけではない。が、私は男だから、少しだけ、ちがった見方を
する。YYさんの父親が、「誰にも迷惑はかけていない。これは俺の楽しみだからやめる気はな
い」と言ったことについては、身勝手な論理だと思う。そこまでは、納得できる。

 しかしそれをもって、「裏切られた」とか、「復讐する」とかいうことになると、それはどうかと思
う。言いかえると、配偶者に対する忠誠心というのは、あくまでも双方向的なものである。YYさ
んの父親は、不倫という形で、YYさんの母親を裏切ったことにはなる。が、では、YYさんの母
親は、YYさんの父親に対して、それを責めるだけに足りる忠誠心があったかどうかということ
になると、それは疑わしい。

 「私は良妻だ」と思っている女性にほど、悪妻が、多い。「私は夫を愛している」と公言する女
性ほど、自分のエゴのために、夫を利用しているケースが多い。もちろんYYさんの母親がそう
であると言っているのではない。しかし「復讐」という言葉を使うこと自体、そもそもその基盤
に、(愛情)がなかったのではないか。あるいはとっくの昔に、夫婦関係は破綻していたのかも
しれない。

 そのため、YYさんの父親は、その愛情飢餓という砂漠から抜け出るため、別の女性に救い
を求めたのかもしれない。話がわかりにくくなってしまったが、要するに、YYさんの父親にも、
それなりの言い分というものがあるのかもしれないということ。その言い分に耳を傾けてやるの
も、こういうケースでは、必要なことではないのか。

 で、それに納得できなければ、「復讐」ということは考えず、さっさと、年金を等分して、離婚す
ればよい。復讐のため離婚するとしたら、YYさんは、残り少ない自身の人生を、自ら、汚(け
が)すことになる。つまりそれこそ、結婚生活全体、ひいては、人生の大半を、自ら否定するこ
とになる。

 夫婦として、楽しかった思い出まで、否定してしまうのか? 家族として、楽しかった思い出ま
で、否定してしまうのか? 結婚し、家庭を築き、子をもうけ、その子を育てたという過去まで否
定してしまうのか? もしそうなら、それこそ、自己否定につながってしまう。

 「私の人生は、まちがっていた」と。復讐を考えるということは、そういうことになる。

 しかし、それはおかしい。日本人は、仏教(チベット密教)の影響を強く受けているから、「結
果」だけをみて、すべてを判断する傾向が強い。しかし大切なのは、結果ではない。そこにいた
るプロセスである。

 私は多くの不倫劇、そしてそれにつづく離婚劇を見聞きしてきた。が、最近では、「それもドラ
マ」と、納得できるようになった。不倫が悪いとか、離婚が悪いとか、頭から決めてかかっては
いけない。もっと言えば、もともと(男)と(女)の関係は、そういうもの。最近の私は、そう割り切
ることができるようになった。

 だからこそ、夫婦というのは、夫婦である過程で、それなりに何かを積み重ねていかなけれ
ばならない。(男)と(女)という関係を、超えて、(人間)と(人間)という関係で、つねに、何かを
積み重ねていかねばならない。決して、安住の地に、満足してはいけない。そうでないと、夫婦
の関係といっても、こわれるときには、もろくも、こわれる。

 もっとわかりやすく言えば、夫婦の価値というのは、その歴史の長さと、深さで決まる。

 その歴史があれば、仮に不倫願望があったとしても、配偶者への背信行為におのおいて、そ
れができなくなる。自分に恥じて、それができなくなる。

 またそうした人間関係があれば、ひょっとしたら、配偶者の不倫に対しても、もう少し、別の考
え方ができるのではないか。

「夫がそれで本当に幸福になれるというのなら、私は愛する夫のために、妻の座をおります」
と。それは決して、不可能なことではない。

あの文豪なる人物が言った、「ええじゃねえか」「ええじゃねえか」という言葉の中に、私は、そう
いった、つまりは極限にまで昇華された夫婦の関係をみるが、あなたはどうだろうか。

【注】この「男の不倫」は、ボツ原稿にしようかと迷いましたが、このまま収録、掲載します。実に
まわりくどく、意味のない原稿です。支離滅裂。文もヘタクソです。これが他人の原稿で、採点
を頼まれたら、(ABC評価)で、まちがいなく、Cをつける原稿です。お許しください。今は、この
ままにしておき、近く、もう一度あとで、推敲してみます。

 
Hiroshi Hayashi+++++++++Sep 06+++++++++++はやし浩司

【注※】

●恋愛の寿命

+++++++++++++++++

心ときめかす、恋心。しかしその恋心
にも、寿命がある。

+++++++++++++++++

 その人のことを思うと、心がときめく。すべてが華やいで見える。体まで宙に浮いたようになる
……。恋をすると、人は、そうなる。

 こうした現象は、脳内で分泌される、フェニルエチルアミンという物質の作用によるものだとい
うことが、最近の研究で、わかってきた。恋をしたときに感ずる、あの身を焦がすような甘い陶
酔感は、そのフェニルエチルアミンの作用によるもの、というのだ。

その陶酔感は、麻薬を得たときの陶酔感に似ているという人もいる。(私自身は、もちろん、麻
薬の作用がどういうものか、知らない。)しかしこのフェニルエチルアミン効果の寿命は、それ
ほど長くはない。短い。

 ふつう脳内で何らかの物質が分泌されると、フィードバックといって、しばらくすると今度は、
それを打ち消す物質によって、その効果は、打ち消される。この打ち消す物質が分泌されるか
らこそ、脳の中は、しばらくすると、再び、カラの状態になる。体が、その物質に慣れてしまった
ら、つぎから、その物質が分泌されても、その効果が、なくなってしまうからである。

しかしフェニルエチルアミンは、それが分泌されても、それを打ち消す物質は、分泌されない。
脳内に残ったままの状態になる。こうしてフェニルエチルアミン効果は、比較的長くつづくことに
なる。が、いつまでも、つづくというわけではない。やがて脳のほうが、それに慣れてしまう。

 つまりフェニルエチルアミン効果は、「比較的長くつづく」といっても、限度がある。もって、3年
とか4年。あるいはそれ以下。当初の恋愛の度合にもよる。「死んでも悔いはない」というよう
な、猛烈な恋愛であれば、4年くらい(?)。適当に、好きになったというような恋愛であれば、半
年くらい(?)。

 その3年から4年が、恋愛の寿命ということにもなる。言いかえると、どんな熱烈な恋愛をして
も、3年から4年もすると、心のときめきも消え、あれほど華やいで見えた世界も、やがて色あ
せて見えるようになる。もちろん、ウキウキした気分も消える。

 ……と考えると、では、結婚生活も、4年程度が限度かというと、それは正しくない。恋愛と、
結婚生活は、別。その4年の間に、その2人は、熱烈な恋愛を繰りかえし、つぎのステップへ進
むための、心の準備を始める。

 それが出産であり、育児ということになる。一連のこうした変化をとおして、今度は、別の新し
い人間関係をつくりあげていく。それが結婚生活へとつながっていく。

 が、中には、そのフェニルエチルアミン効果による、甘い陶酔感が忘れられず、繰りかえし、
恋愛関係を結ぶ人もいる。たとえばそれが原因かどうかは別にして、よく4〜5年ごとに、離
婚、再婚を繰りかえす人がいる。

 そういう人は、相手をかえることによって、そのつど甘い陶酔感を楽しんでいるのかもしれな
い。

 ただここで注意しなければならないのは、このフェニルエチルアミンには、先にも書いたよう
に麻薬性があるということ。繰りかえせば繰りかえすほど、その効果は鈍麻し、ますますはげし
い刺激を求めるようになる。

 男と女の関係について言うなら、ますますはげしい恋愛をもとめて、さ迷い歩くということにも
なりかねない。あるいは、体がそれに慣れるまでの期間が、より短くなる。はじめての恋のとき
は、フェニルエチルアミン効果が、4年間、つづいたとしても、2度目の恋のときは、1年間。3
度目の恋のときは、数か月……というようになる。

 まあ、そんなわけで、恋愛は、ふつうは、若いときの一時期だけで、じゅうぶん。しかも、はげ
しければはげしいほど、よい。二度も、三度も、恋愛を経験する必要はない。回を重ねれ重ね
るほど、恋も色あせてくる。

が、中には、「死ぬまで恋を繰りかえしたい」と言う人もいるが、そういう人は、このフェニルエチ
ルアミン中毒にかかっている人とも考えられる。あるいはフェニルエチルアミンという麻薬様の
物質の虜(とりこ)になっているだけ。

 このことを私のワイフに説明すると、ワイフは、こう言った。

 「私なんか、半年くらいで、フェニルエチルアミン効果は消えたわ」と。私はそれを横で聞きな
がら、「フ〜ン、そんなものか」と思った。さて、みなさんは、どうか?
(はやし浩司 恋愛 恋愛の寿命 フェニルエチルアミン ドーパミン効果 麻薬性)

+++++++++++++++++++

 つまり、恋愛にも寿命があるということ。今風に言えば、賞味期限があるということ。しかもそ
れを繰りかえせば繰りかえすほど、賞味期間は、短くなる。

 だから……というわけでもないが、不倫は不倫として、あるいは浮気は浮気として、さらにそ
れから恋愛感情が生まれたとしても、決して、急いで結論を出してはいけない。どうせ、冷め
る。時間がくれば、冷める。人間の脳ミソというのは、もともと、そうできている。

 知人のケースでいうなら、こうした不倫は、静かに見守るしかない。へたに反対すれば、恋心
というのは、かえって燃えあがってしまう。しかし時間がくれば、冷める。長くても、それは4年以
内。だから私は、こう言った。「放っておけばいい。そのうち、熱も冷める。バレたときは、奥さ
んにぶん殴られればいい。それですむ」と。

 しかし不倫や浮気ができる人は、それなりに幸福な人かもしれない。いや、不幸な人なのか
もしれない。よくわからないが、私の知らない世界を、そういう人たちは、知っている。ただこう
いうことは言える。

 「真剣にその人を愛してしまい、命がけということになったら、それは、もう、不倫でも、浮気で
もない」と。夫や妻の間で、それこそ死ぬほどの苦しみを味わうことになるかもしれないが、そ
のときは、そうした恋愛を、だれも責めることはできない。人間が人間であるがゆえの、恋愛と
いうことになる。

 どうせ不倫や浮気をするなら、そういう不倫や浮気をすればよい。そうでないなら、夫婦の信
頼関係を守るためにも、不倫や浮気など、しないほうがよい。いわんやセックスだけの関係ほ
ど、味気なく、つまらないものはない。(……と思う。)それで得るものより、失うもののほうが、
はるかに多い。(……と思う。)

 いらぬお節介だが……。

 昔、別の、直木賞も取ったことのある、ある作家は、私が、東京の築地にある、がんセンター
を見舞うと、こう話してくれた。

 「所詮、性(セックス)なんて、無だよ」と。私も、そう思う。しかしその「無」にどうして人は、こう
まで振り回されるのだろう。


●子どもの問題・・・子どもに関する問題 ●親子の問題・・・親子に関する問題
●家庭の問題・・・夫婦家族に関する問題 ●その他・・・その他の問題


情報・画像の出展:はやし浩司先生

※このページの文章・及び画像の著作権は「はやし浩司」様が保有しています。
当サイトでは「はやし浩司」様のご厚意により許可を得て掲載させていただいております。


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