適切な幼児教育は後の
人間形成において大変重
要であると考えています
が注意していただきたい
ことがあります。
幼児教育は完璧な育児や
教育を推奨するものでは
ないということです。
・愛情が第一を忘れない
・他の子どもと比較をしない
・完璧主義にならない
・結果を期待しすぎない
・ゆったりとした心を持つ
子どもへの過剰な期待は
親子共に大きなストレス
になる可能性があります。
ゆったりと構え、少しくら
い上手くいかなくても
「まぁ、いっか。」
位に考えられることが幼
児教育を続けられるポイ
ントになります。
親絶対教の妻 はやし浩司先生の家族・家庭の問題・悩みQ&A
●【GR氏(33歳・男性)からの相談より】
名古屋に住んでいるGR氏(33歳・男性)から、こんな相談が届いた。
ここで、改めて、親・絶対教という、カルトについて、考えてみたい。
今、GR氏は、結婚生活半年あまりで、妻と離婚すべきかどうかで、
悩んでいる。
日本の社会に深く根ざした、親・絶対教。そのカルト性に気づき、そ
れを改めるのは、容易なことではないようだ。
メールの内容は、大筋で、本題からはずれないよう、私のほうで許可※
を得て、改変した。
++++++++++++++++++++++++++
【GRより、はやし浩司へ】
私は、現在、名古屋にある、医療器械設計メーカーで、研究員をしています。近くの大学で、
講師の仕事もしています。私は、目下、妻と、離婚すべきかどうかで、悩んでいます。
講師の仕事もしています。私は、目下、妻と、離婚すべきかどうかで、悩んでいます。
ことのいきさつは、こうです。
私と現在の妻とは、昨年(03年)の終わりに結婚する予定でした。いっしょにいると楽しかっ
たので、そのまま結婚話へと進みました。
たので、そのまま結婚話へと進みました。
が、その直前、妻の父親(義父)が、内臓のがんで倒れました。一時は結婚を延期しようと考
えましたが、義父のたっての希望で、今年(04年)の1月に結婚式をあげました。
えましたが、義父のたっての希望で、今年(04年)の1月に結婚式をあげました。
で、2月に、就職先(現在、住んでいる名古屋)が決まりましたので、私と妻は、それまで住ん
でいた富山を引き払い、名古屋に移り住んできました。その直後、義父は、手術中に帰らぬ人
となりました。
でいた富山を引き払い、名古屋に移り住んできました。その直後、義父は、手術中に帰らぬ人
となりました。
が、ここで、大きな問題が起きました。妻の母親(義母)と妻の姉(義姉)を、富山に残してお
けないと、妻が言い出したのです。そこで一時は、義母と義姉を、名古屋に呼び寄せることも
考えました。
けないと、妻が言い出したのです。そこで一時は、義母と義姉を、名古屋に呼び寄せることも
考えました。
が、義姉には、仕事があり、どうしても、富山を離れることができないと言い出しました。
妻は、義父の死で、かなりのショックを受けたようです。それはわかります。名古屋の家に住
むようになってからも、ほとんど、私とは、口をきかない毎日が、つづきました。
むようになってからも、ほとんど、私とは、口をきかない毎日が、つづきました。
が、今年の4月になってから、何かと富山に帰ることが多くなり、事件が起きました。
妻が、富山に、家を買って、義母と姉といっしょに、暮らすと言い出したのです。
で、私が富山まで行くと、すでに不動産屋とは話がついていて、私があとは、契約をするだけ
の段取りになっていました。5月の連休あけの日のことでした。
の段取りになっていました。5月の連休あけの日のことでした。
しかし総額、4500万円です。35年の長期ローンになります。
義母と義姉は、今、住んでいるマンションを売って、頭金にする。義姉の収入の何割かを、ロ
ーンにあてると言い出しました。
ーンにあてると言い出しました。
そして私には、名古屋で、学生が住むような安いアパートに住めばいい、と。
しかし、ときどき富山へ帰って、義母の世話をするのと、35年ローンを組むのとでは、中身が
まったくちがいます。
まったくちがいます。
私も、どこかぶ然とした態度であったことは事実です。で、そのときは、契約をしないで、私
は、名古屋へもどってきました。
は、名古屋へもどってきました。
が、その翌日のこと。富山にいた妻から電話がかかってきて、「何だ、あの態度は」「あなた
は、私と母の夢をこなごなに破壊した」「私の家をめちゃめちゃにした」「男なら、もっと男らしくし
てよ」「妻の親に、孝行するのは、夫の義務」と。
は、私と母の夢をこなごなに破壊した」「私の家をめちゃめちゃにした」「男なら、もっと男らしくし
てよ」「妻の親に、孝行するのは、夫の義務」と。
横に義母と義姉がいて、いっしょに、ワーワーとわめく声が聞こえてきました。「もう、やめ
て!」と、義姉が叫んだほどです。で、そのとき義母も、倒れてしまったそうです。
て!」と、義姉が叫んだほどです。で、そのとき義母も、倒れてしまったそうです。
で、今は、妻は、「もう私は、実家にも帰れない」「しかしあなたのように冷たい男とも、いっしょ
に暮らせない」と言っています。
に暮らせない」と言っています。
妻は、富山の実家(マンション)に帰ったままです。
このまま離婚すべきでしょうか。どうしたらいいでしょうか。
++++++++++++++++++++++++++++
●親孝行論
GRさんは、妻の一連の行動を、親孝行の一つとして理解すべきかどうかで、迷っている。
(妻は、親孝行だと信じている。そして夫の生活が犠牲になっても、親孝行のためなら、当然と
考えている。)
考えている。)
が、ここで登場するのが、親・絶対教という、カルトである。
このカルトは、親から子へと、代々と引き継がれているため、その流れの中にいる人には、
それがわからない。特徴としては、
それがわからない。特徴としては、
(1)親は絶対であると考える。
(2)親のめんどうをみるのは、子どもの義務と考える。
(3)親のためなら、子どもの生活が犠牲になっても、当然と考える。
この親・絶対教には、双方向性がある。
(1)親自身が、自分は絶対だと思う。
(2)子どもも、親が絶対だと思う。
つまり親は親で、自分は絶対だから、子どもには、親に従えと教える。子どもは子どもで、親
のために犠牲になるのは、当然と考える。
のために犠牲になるのは、当然と考える。
一方的な見方は、さしひかえたいが、GRさんの妻は、どうやら、親は絶対であると考えてい
るようである。
るようである。
●ある事例
10年ほど前だが、こんな事件があった。
ある母親だが、息子が、外国へ行っている間に、預かっていた息子の財産を売りはらい、そ
のお金で、家を改築してしまった。
のお金で、家を改築してしまった。
息子は、その母親に、自分で買った土地の権利書を預けておいた。ゆくゆくは、そこに自分
の家を建てるつもりでいた。が、母親は、それを「処分を任された」と、勝手に判断してしまった
らしい。
の家を建てるつもりでいた。が、母親は、それを「処分を任された」と、勝手に判断してしまった
らしい。
そこでその息子は、中国のS市から帰ってきたあと、母親に泣きながら、抗議したが、母親
は、こう言い放ったという。
は、こう言い放ったという。
「親が、先祖を守るために、息子の財産を使って、何が悪い!」と。
この事例でも、その母親には、罪の意識は、まったくない。自分がしてはいけないことをしたと
いう意識すら、ない。ないものは、ないのであって、どうしようもない。
いう意識すら、ない。ないものは、ないのであって、どうしようもない。
つまり、ここにカルト性がある。
その母親にしてみれば、息子が、たとえ半年でも、日本を離れ、中国のS市で生活するように
なったことは、「親を捨てた」ということになる。その母親は、息子が結婚したことについても、そ
れ以前から、「息子を嫁に取られた」と言っていた。
なったことは、「親を捨てた」ということになる。その母親は、息子が結婚したことについても、そ
れ以前から、「息子を嫁に取られた」と言っていた。
(ここまで書いて気づいたが、その母親にしてみれば、実家を離れて、息子が家を建てるの
が、許せなかったのかもしれない。だから土地を売ってしまったとも考えられる。)
が、許せなかったのかもしれない。だから土地を売ってしまったとも考えられる。)
こうした事例は、多い。この日本では、本当に、多い。
●だれと結婚したのか
カルトは、それ自体が、その人の価値観になっている。そしてそれがそのまま人生観の柱に
なっている。だからそれを否定すると、その人は、猛烈に反発する。ときには、命をかけること
もある。
なっている。だからそれを否定すると、その人は、猛烈に反発する。ときには、命をかけること
もある。
それ以外の考え方を受けつけない。価値も認めない。同時に、それ以外の考え方を、排斥す
る。
る。
たとえばGRさんの事例でも、キーパーソンは、義母である。こういうケースでは、義母が、娘
夫婦の幸福を最優先に考えなければならない。
夫婦の幸福を最優先に考えなければならない。
私がその義母なら、(と言っても、そういう考え方そのものが、その義母には理解できないだ
ろうが)、GRさんの妻である娘にこう言う。
ろうが)、GRさんの妻である娘にこう言う。
「私たちは、どんなことがあっても、あなたたちには、迷惑をかけたくない。私たちのために富
山へ帰ってこなくていい。高額なローンを組んで、苦労してほしくない。あなたたちは、あなたた
ちで、幸福になってね」と。
山へ帰ってこなくていい。高額なローンを組んで、苦労してほしくない。あなたたちは、あなたた
ちで、幸福になってね」と。
しかしもし、母親自身が、その親・絶対教の信者だったら、どうなるか。
GRさんの義母は、娘の横で、泣き叫んだという。そのまま倒れてしまったという。妻の言葉を
借りるなら、「夢を、こなごなに破壊したからだ」という。
借りるなら、「夢を、こなごなに破壊したからだ」という。
となると、そもそもその結婚は、何だったのかということになる。
義母や妻が描いた、理想の結婚生活(?)とは、義母と同居し、夫は、研究者としての道を歩
み……ということになる。いいかえると、そもそも妻は、夫と結婚するために結婚したのではな
く、心の何割かで、親のめんどうをみるために、夫と結婚したことになる。
み……ということになる。いいかえると、そもそも妻は、夫と結婚するために結婚したのではな
く、心の何割かで、親のめんどうをみるために、夫と結婚したことになる。
義母にしてみれば、娘として、それは当然のことということにもなる。
●喪失の苦しみ
ただ妻は、少し前、実の父親をなくしている。そのショックは、それまでの親子関係にもよる
が、相当なものであったと推察される。
が、相当なものであったと推察される。
父親をなくしたあと、精神を病む息子や、娘は、少なくない。知人の女性の中には、父親をな
くしたあと、そのままキリスト教団に入信してしまった人もいる。
くしたあと、そのままキリスト教団に入信してしまった人もいる。
その悲しみや、苦しみは、いかばかりなものか。私やあなたがそうでないからといって、そう
いう人たちの受けるショックを、軽くみてはいけない。
いう人たちの受けるショックを、軽くみてはいけない。
GRさんの妻は、相当なショックを受けた。そのあとの母子関係をみていると、その関係が、
いかに濃密なものであったかが、容易に想像がつく。
いかに濃密なものであったかが、容易に想像がつく。
だからそういうショック状態にある妻の今の状況だけをみて、すべてを判断してはいけない。
またそのときの妻の判断が、正しいと思ってはいけない。妻は、ショックから、混乱状態にな
り、さらにパニック状態になっている可能性がある。
またそのときの妻の判断が、正しいと思ってはいけない。妻は、ショックから、混乱状態にな
り、さらにパニック状態になっている可能性がある。
私なら、今は、結論を出さないだろう。少なくとも、もう少し妻が冷静になるまで、様子をみる。
ひょっとしたら、しばらく時間をおけば、妻も今の自分の考え方が、おかしいと気がつくかもしれ
ない。
ひょっとしたら、しばらく時間をおけば、妻も今の自分の考え方が、おかしいと気がつくかもしれ
ない。
喪失の悲しみや苦しみは、それ自体が、心理学の世界でも、大きなテーマになっているほど
である。
である。
そう言えば、もう一人、男性だが、妻をなくしたあと、そのまま、勤めていた雑誌社をやめてしま
い、放浪の旅に出た人もいる。そのとき、その男性は、49歳。しばらくしてから、その男性の動
静を聞くと、周囲の人は、こう言った。「おかしくなってしまいました」と。
い、放浪の旅に出た人もいる。そのとき、その男性は、49歳。しばらくしてから、その男性の動
静を聞くと、周囲の人は、こう言った。「おかしくなってしまいました」と。
(もっともこの男性は、それから2年後、また別の出版社で、編集の仕事に復帰したから、私は
安心したが……。)
安心したが……。)
この状態では、妻の悲しみや苦しみを理解することも、問題の解決のためには、重要なポイ
ントとなる。
ントとなる。
●説得は、不可能
あなたもどこかのカルト教団の本部の前で、「息子を返せ」「娘を返せ」と、泣き叫んでいる親
の姿を、何かで見たことがあるだろうと思う。
の姿を、何かで見たことがあるだろうと思う。
ある男性は、妻が、ある仏教系のカルト教団に入信してしまったことが原因で、離婚してしま
った。
った。
しかしここで忘れてはならないことが、二つ、ある。
ひとつは、カルト教団があるから、信者がいるのではないということ。それを求める信者がい
るから、カルト教団があるということ。だから、カルト教団をたたいても、意味はない。このこと
は、あの忌まわしいサリン事件を起こした、O教団を見ればわかる。
るから、カルト教団があるということ。だから、カルト教団をたたいても、意味はない。このこと
は、あの忌まわしいサリン事件を起こした、O教団を見ればわかる。
理性も分別もある、大学を出たようなエリートが、愚にもつかないような指導(?)に従ってしま
った。
った。
もうひとつは、夫にせよ、息子にせよ、だれであるにせよ、カルト教団に身を寄せたという段
階で、すでに、たがいの人間関係は、崩壊しているということ。その離婚した男性にしても、彼
は、「妻がその教団で、洗脳されてしまったため、離婚した」と言っていたが、妻が入信した段
階で、すでに、夫婦関係は、崩壊していたとみる。
階で、すでに、たがいの人間関係は、崩壊しているということ。その離婚した男性にしても、彼
は、「妻がその教団で、洗脳されてしまったため、離婚した」と言っていたが、妻が入信した段
階で、すでに、夫婦関係は、崩壊していたとみる。
同じように、こうしたケースでは、つまりGRさんのケースでは、妻の親・絶対教が、夫婦関係
をおかしくしたとみやすいが、それは正しくないということ。すでにその原因は、別のところの、
どこかにあったとみる。
をおかしくしたとみやすいが、それは正しくないということ。すでにその原因は、別のところの、
どこかにあったとみる。
カルトの最大の特徴は、その信者どうしの世界では、たいへん居心地がよいということ。信者
どうしが、親子以上の親子、兄弟以上の兄弟になる。この居心地のよさが、信者どうしの結束
を強くする。
どうしが、親子以上の親子、兄弟以上の兄弟になる。この居心地のよさが、信者どうしの結束
を強くする。
GRさんの妻は、母と姉との世界で、夫との世界以上の居心地のよさを、感じている。つまり
それを否定することは、自分自身を否定することになる。
それを否定することは、自分自身を否定することになる。
あなたの妻は、命がけで、母や姉を守ろうとするかもしれない。つまりこの時点で、それを理
解しない夫は、そのカルトの外にいる、異端者でしかない。ある男性は、妻に向って、こう言っ
たという。
解しない夫は、そのカルトの外にいる、異端者でしかない。ある男性は、妻に向って、こう言っ
たという。
「オレの母に不満があるなら、お前こそ、この家から出て行け」と。そういう例もある。
●理解して、時を待つ
親・絶対教の人に向って、それを否定しても、意味はない。またこの問題だけは、簡単には
解決しない。
解決しない。
もともと道理や理屈の通ずる世界ではない。しかもなおタチのわるいことに、それがそのまま
日本の風土や、文化になっている。
日本の風土や、文化になっている。
だからこの問題に気づいた人は、相手を理解して、引きさがるしかない。争っても意味はない。
かえって、人間関係そのものまで、破壊してしまう。
かえって、人間関係そのものまで、破壊してしまう。
私も、もともとは、古風な世界に生まれ育った。そのため、親類というより、その地域の人たち
は、そのほとんどが、親・絶対教の信者たちばかりである。
は、そのほとんどが、親・絶対教の信者たちばかりである。
親の批判、批評すら許さない人も多い。そういう世界で、親・絶対教を否定したら、私のほう
が、はじき飛ばされてしまう。だから、それを知りつつも、それにあわせて、生活するしかない.
大切なことは、それぞれの人が、それぞれの世界で、それなりに平和で、幸福な家庭を築くこ
とである。
が、はじき飛ばされてしまう。だから、それを知りつつも、それにあわせて、生活するしかない.
大切なことは、それぞれの人が、それぞれの世界で、それなりに平和で、幸福な家庭を築くこ
とである。
「親孝行が、家庭教育の要(かなめ)です」とだれかが言えば、「そうですね」と答えればよい。
カルトというものは、そういうもの。相手に向って、「あなたはまちがっている」と言うこと自体、ま
ちがっている。この世界では、そういう行為を、「ハシゴをはずす」と言う。ハシゴをはずすの
は、簡単なこと。しかしハシゴをはずされた相手は、そのあと、どうすればよいのか。
ちがっている。この世界では、そういう行為を、「ハシゴをはずす」と言う。ハシゴをはずすの
は、簡単なこと。しかしハシゴをはずされた相手は、そのあと、どうすればよいのか。
そこでそういう人たちには、別の考え方があることを教えてやらねばならない。しかしそれは、
実にたいへんな作業である。時間と努力の問題といってもよい。
実にたいへんな作業である。時間と努力の問題といってもよい。
GRさんのばあいも、そうで、GRさんの妻が、今の悲しみから立ちなおり、自分自身のカルト性
に気づくまでに、長い時間がかかる。決して、あせってはいけない。
に気づくまでに、長い時間がかかる。決して、あせってはいけない。
【GRさんへ……】
夫婦の間には、いろいろな問題が起きます。
私の印象では、GRさんが現在かかえている問題は、それほど、大きな問題ではないと思いま
す。
す。
こういう問題で、重要なことは、あなた自身の心だけは、決して、偽ってはいけないということで
す。飾ったり、ごまかしたりしてはいけません。すべてをさらけ出します。
す。飾ったり、ごまかしたりしてはいけません。すべてをさらけ出します。
あなたの本心は、どこにありますか?
あなたは妻を愛していますか? もしそうなら、まだまにあいますから、「好きだ」「別れたくな
い」と言えばよいのです。
い」と言えばよいのです。
へんな意地は張らないこと。私たち夫婦も、何度か、離婚の危機に立たされたことがあります。
夫婦というのは、そういうものです。
夫婦というのは、そういうものです。
そういう危機を乗り越えていくのも、結婚生活ではないかと思うのです。
親・絶対教は、たしかにカルトです。が、夫婦を別れさせるほどの力はありません。現に私の友
人の中には、夫は、熱心なクリスチャン、妻は、無関心。反対に夫は、無関心、妻は、土日は
毎日、布教活動という夫婦がいます。
人の中には、夫は、熱心なクリスチャン、妻は、無関心。反対に夫は、無関心、妻は、土日は
毎日、布教活動という夫婦がいます。
しかし、みんな、それなりにうまくやっています。
ですから、妻が親を絶対と思っているならいるで、「そういう考え方もある」と理解した上で、あ
なたはあなたで、それを超えた考え方や思想をもつしかありません。「ぼくも、お前の母さんを、
大切にするよ」「努力するよ」「安心してよ」とです。
なたはあなたで、それを超えた考え方や思想をもつしかありません。「ぼくも、お前の母さんを、
大切にするよ」「努力するよ」「安心してよ」とです。
幸いにも、私のマガジンを購読してくださっているということですので、この問題については、こ
れからもテーマとして、みんなで考えていきたいと思っています。
れからもテーマとして、みんなで考えていきたいと思っています。
で、もう一度、繰りかえしますが、あなたは今、あなたの妻を愛していますか。もしそうなら、プラ
イドを捨て、「好きだ!」「別れたくない!」と、すなおな気持で、大声で叫んでみてください。
イドを捨て、「好きだ!」「別れたくない!」と、すなおな気持で、大声で叫んでみてください。
そういう前提に立つなら、今の問題は、小さな問題となりますよ。そしてそれでも、万が一、本
当に離婚ということになっても、あなたは後悔しないはずです。すがすがしい気持で、離婚でき
ますよ。
当に離婚ということになっても、あなたは後悔しないはずです。すがすがしい気持で、離婚でき
ますよ。
一度、あなた自身はどうなのか、冷静に、静かに、判断してみてください。あとは、それをすな
おにさらけ出し、相手の判断を待てばよいのです。
おにさらけ出し、相手の判断を待てばよいのです。
++++++++++++++++++++++
こうした問題は、いかにして未練を完全燃焼させるかということに行きつきます。別れるにし
ても、妻への未練を、完全に燃焼させておくということです。
ても、妻への未練を、完全に燃焼させておくということです。
そのためにも、心を偽らないということです。あるがままの自分を、静かにみつめ、あとはそ
れに従って行動するということです。
れに従って行動するということです。
それには、あとで後悔しないためという意味も含まれます。あとで後悔するようなら、別れなけ
ればよいのです。
ればよいのです。
とことん「好きだ」と言い、とことん「別れたくない」と言う。それでも相手が去っていくなら、あきら
めもつきます。ここでいうように、すがすがしい気持で、新しい人生を歩むことができます。
めもつきます。ここでいうように、すがすがしい気持で、新しい人生を歩むことができます。
幸いにも(?)、子どもがまだいないということですので、今のあなたは、自分の心だけを見つ
めて、行動できます。子どもがいたら、そうはいかないと思います。
めて、行動できます。子どもがいたら、そうはいかないと思います。
今日はたまたま休みで、家にいました。一日中、扇風機にあたって、昼寝をしていたという感じ
です。
です。
どうか、お体を大切に。今日は、これで失礼します。
●子どもの問題・・・子どもに関する問題 | ●親子の問題・・・親子に関する問題 |
●家庭の問題・・・夫婦家族に関する問題 | ●その他・・・その他の問題 |
情報・画像の出展:はやし浩司先生
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