T.O.E.メソッド理論編・0歳児・乳幼児教育法

 

適切な幼児教育は後の
人間形成において大変重
要であると考えています
が注意していただきたい
ことがあります。
幼児教育は完璧な育児や
教育を推奨するものでは
ないということです。


 ・愛情が第一を忘れない
 ・他の子どもと比較をしない
 ・完璧主義にならない
 ・結果を期待しすぎない
 ・ゆったりとした心を持つ
 子どもへの過剰な期待は
 親子共に大きなストレス
 になる可能性があります。
 ゆったりと構え、少しくら
 い上手くいかなくても
 「まぁ、いっか。」
 位に考えられることが幼
 児教育を続けられるポイ
 ントになります。 

T.O.E.メソッド理論編・0歳児・乳幼児教育法

T.O.E.ベビーパーク代表の中島講師より、0歳児・乳幼児の教育法理論を掲載させていただけることになりました。

Timing of education 適期教育。

中島講師は、現在の教育界に疑問もち、日本の教育界の根本を変えていきたいと強い考えを持たれた方です。
教育に対する真っ直ぐな思い、そしてT.O.E.メソッドをより多くの人たちに知ってもらいたいということで、その理論を一部公開いただくこととなりました。
非常に優れた内容です。乳幼児を育てている方には是非一読いただきたいと思っています。。
※難解な内容も、分かりやすい形にしていただいています。


T.O.E.メソッド 理論編

第1章      なぜ 3歳までがそれほど大切なのか

○    脳とシナプスの成長

あらゆる早期乳幼児教育理論の中で常識となっているのがこの「才能逓減の法則」です。これを説明する為にはよく「ジャクソンとスキャモンの発育曲線」と「ベイレイの知能発達曲線」が引き合いに出されます。

             

図1(発育曲線)

図2(知能発達曲線)

 図1の発育曲線は身体の成長発育を「20歳を100%」として考え、各体組織の発育の特徴を4つのパターンに分けたものです。この中で「脳・神経系」と、骨・臓器などの「身体系」をピックアップしますと、身体は幼児期に大きく発育した後、学童期に緩やかになり、思春期以降に再びスパートが見られ20歳を迎える頃ほぼ大人のレベルに達します。

 これに比べて、脳や神経の発達は3歳でほぼ80%が完成し、そこから緩やかに成長を続け6歳で90%、12歳でほぼ100%の成長を遂げます。

 図2の知能の発達曲線と脳・神経系の発育曲線がほぼ同じラインを描いている事からも知能の発達は脳の発育と非常に密接な関係がある事は間違いないでしょう。

言うなれば、「3歳まで」に脳の基本性能は大体決まってしまうのです。


ここで誤解しないで頂きいのは脳が重くなったから賢くなったのではない、という部分です。

脳が重くなったのには大きく分けて4つの理由があります。


     グリア細胞(神経細胞に栄養を与える役割)の増加

      神経細胞の一つ一つが物理的に大きくなる

      樹状突起の発達

      軸索の髄鞘化

 1 ・ 2と脳の機能が良くなる事とはあまり関係がないようです。肝心なのは3.4です。

赤ちゃんが生まれた時、もうすでに大人とほぼ同じ140億個の神経細胞(ニューロン)が出来上がっています。
この数は人の一生を通じて大きく変わることはありません。

 では一体何が脳の機能を決定するのでしょう?

ニューロンは樹状突起と呼ばれる木の枝のような部分を伸ばして、他の細胞と連接し情報(電気信号による刺激)を伝えていきます。

またニューロンには軸索という神経繊維部分があります。
この回りに髄鞘(ずいしょう)と呼ばれる鞘のようなものが出来上がっていきます。髄鞘は電気信号が他へ漏れるのを防ぐ絶縁体のような役割をしています。

髄鞘は生まれた時にはありませんが、シナプス回路に刺激が走れば走るほど増えていき、やがて軸索を覆います。
これを髄鞘化と言います。

髄鞘化すれば電気信号はより速くより正確にシナプス回路を走るようになり、つまりはその人は一定の行動を「的確に素早く」出来るようになります。

暗算が速いですとかスポーツで「体が覚える」などというのはシナプス回路の髄鞘化が進んだと言えます。

このニューロンによるネットワークの回路が多くなればなる程、脳の機能は良くなる。

つまり知能が発達する。高いIQを有する、という事なのです。  

「3歳までに何もしなかったらもうおしまいなの!?」

そんな驚愕の声が世間に広まらないように、公の書物では「3歳児神話は迷信」「何歳になっても脳は成長し続ける」という声が、現在の教育常識の主流になっています。

もちろん「もうおしまい」ではありませんもちろん脳の成長も止まりはしません。

ウサギとカメの説話ではありませんが、人間は何歳からだってもちろん自分を向上させる為に努力する事は出来ます。

しかし早い時期からの適切な努力には、どうしても後からでは追いつかないこともあるのです。

次ページ→2・脳とシナプスの成長2



1・脳とシナプスの成長 2・脳とシナプスの成長2 3・臨界期(クリティカル・ピリオド)
4・臨界期(クリティカル・ピリオド)2 5・潜在意識と顕在意識 6・ヒトという生物が歩む正しいみちすじ
7・各発達段階で心がけたい事と気をつけたい事 8・転動的推理(前概念的推理) 9・直観的思考
10・具体的操作の段階 11・月齢の目安が比較と不安を生む 12・夜泣き
13・夜泣き2

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T.O.E.ベビーパーク

横浜市都筑区の乳幼児教室で、講師は親身で多角的視野からのアドバイスに定評があり、全国に根強いファンを持つカリスマ教育ママ。

本当に親身になって相談にのってくれる大変素晴らしい方です。※管理人の声

所在地
横浜市都筑区中川中央1-34-9 YSビル2F


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当サイトではT.O.E.ベビーパーク様のご厚意により許可を得て転載させていただいております。

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