
私が好きな子どもが育つ魔法の言葉について
私はドロシー・ローノルトさん
の『子どもが育つ魔法の言葉』に記載されている詩が大好きです。
今や有名ですので、知っている方も多いかと思います。
この詩「子は親の鏡」に出会ったのは6.7年ほど前になりますが、初めて読んだときに私の心に突き刺さりました。「やっぱりそういうことなんだなぁ」と何回もうなずいたことを覚えています。
子どもにとって親とはどういう存在なのか、親として子どもとどう接していけ
ば良いのかを短い詩の中で明確に示しています。
今でも私の子育て・教育の道しるべとなっていますので、是非この詩を
読んでみて下さい。
子どもが育つ魔法の言葉
子は親の鏡 ドロシー・ロー・ノルトけなされて育つと、子どもは、人をけなすようになる
とげとげした家庭で育つと子どもは、乱暴になる
不安な気持ちで育てると、子どもも不安になる
「かわいそうな子だ」と言って育てると、子どもはみじめな気持になる
子どもを馬鹿にすると、引っ込みじあんな子になる
親が他人を羨んでばかりいると、子どもも人を羨むようになる
叱りつけてばかりいると、子どもは「自分は悪い子なんだ」と思ってしま
う
励ましてあげれば、子どもは、自信を持つようになる
広い心で接すれば、キレる子にはならない
誉めてあげれば、子どもは、明るい子に育つ
愛してあげれば、子どもは、人を愛することを学ぶ
認めてあげれば、子どもは、自分が好きになる
見つめてあげれば、子どもは、頑張り屋になる
分かち合うことを教えれば、子どもは、正直であることの大切さを知る
子どもに公平であれば、子どもは、正義感のある子に育つ
やさしく、思いやりをもって育てれば、子どもは、やさしい子に育つ
守ってあげれば、子どもは、強い子に育つ
和気あいあいとした家庭で育てば、子どもは、この世の中はいいとこ
ろだと思えるようになる
※ドロシー・ロー・ノルト著書『子どもが育つ魔法のことば』より
いかがでしたか?
いかに親の意識、姿勢によって子どもの人生
に大きな影響を与えるかが分かります。
子は親の鏡なのです。
性格や能力などの大半は遺伝ではなく、後天的な要素によって大きく左右されるのです。
いつも一緒にいる親の行動や姿勢、愛情など全てを子どもは見て育ちます。
子どもを愛し、子どもの幸せを望むのなら、親が自ら姿勢を正す必要があるのではないでしょうか?
当サイト管理人も、子育てしながら色んなことを子ども達から学んでいます。
私は子ども達のために自営を選び、毎日仕事の合間に子ども達と向かい合っていますが、子育てをしていくにつれ、親として足りない部分や父親として不足している部分も見えてきました。
親として半人前の2人(夫婦)が協力し合い、子ども達としっかりと向かい合うことで初めて子育てが成り立つのだとつくづく思います。
子ども達との絆、夫婦の絆は子育てをする中からも見出すことができます。
私の人生の中で最も素晴らしいことは子育てであり、子ども達と過ごす大切な時間はどんなことにも代えられません。
ドロシー・ロー・ノルトさんの言葉が示すように、子どもを教育する前に、親が正しい姿勢を子ども達に示さなくてはいけません。
子どもの教育を考える前に、親としての姿勢・心構えを知る必要があるのではないでしょうか?