幼児の睡眠

 

適切な幼児教育は後の
人間形成において大変重
要であると考えています
が注意していただきたい
ことがあります。
幼児教育は完璧な育児や
教育を推奨するものでは
ないということです。


 ・愛情が第一を忘れない
 ・他の子どもと比較をしない
 ・完璧主義にならない
 ・結果を期待しすぎない
 ・ゆったりとした心を持つ
 子どもへの過剰な期待は
 親子共に大きなストレス
 になる可能性があります。
 ゆったりと構え、少しくら
 い上手くいかなくても
 「まぁ、いっか。」
 位に考えられることが幼
 児教育を続けられるポイ
 ントになります。 

幼児・子どもの睡眠について

睡眠


幼児教育の中で、睡眠を大切に考える方も多くなってきています。
幼児教育をより良い状態で行っていくためには、睡眠について考えていく必要があるということです。

人間にとって睡眠は生活をしていくために必要且つ大変重要な機能の一つで、高次に進化した人間にとって大脳の高度な情報処理能力を十分に活用するために人間特有の睡眠のパターン(レム睡眠・ノンレム睡眠の様々な段階の睡眠が分化した形)を内在的な概日リズム(サーカディアンリズム)の中で確立してきたと考えられています。


ノンレム睡眠とは、脳を鎮静化させる眠りと言われ、レム睡眠とは脳を活性化するための眠りと言われています。
睡眠はこの2種類の睡眠で構成されており、約1時間30分(90分)のサイクルを一定のリズムで4〜5回繰り返し行われています。


寝始めの約3時間の間に、深いノンレム睡眠がまとめて出現しますが、この睡眠はいわゆる熟睡(ノンレム睡眠第3〜4段階が表れる)する眠りで、大変質の高い眠りとされています。

脳波によって第1〜第4段階まで分けられていますが、第1・2段階は浅いノンレム睡眠、第3・4段階は深いノンレム睡眠と言われています。

この深い眠りが十分に出現し、90分サイクルの眠りのタイミングの中でレム睡眠時に目覚めることが大変気持ちの良い目覚めに繋がります。

特に幼児にとって睡眠は大脳の発達や成長ホルモンの分泌など、心身の成長にも大変重要な役割を持っていますので、普段から不規則な生活リズムをとっている場合は注意が必要です。


幼児期は親のリズムに左右されることなく、毎日規則正しい生活リズムを持つことが大切です。

眠る前にはテレビやゲーム、刺激の強い音楽などの刺激はできるだけ避けましょう。
刺激が強いと就寝時でも脳の興奮が続いてしまい、眠りの妨げになってしまいますので、穏やかな音楽を聴いたり、絵本を読んだりしながら落ち着いた時間を持つようにしましょう。

就寝前に「早く寝なさい」や「いつまで起きているの」などの口うるさいうながしや注意は快適な睡眠に悪影響を与える場合がありますので、子どもがスムーズに就寝できるようにはどうすべきかを考え直す必要があります。

子どもの寝つきが良くなるようには?


1・日中、体を使って元気良く遊ぶこと。(心身とも発散できていること)
2・就寝前に外的刺激を与えないこと。(テレビやゲームなど)
3・口うるさいうながしや注意はしない。(「早く寝なさい」など、命令口調はやめ、「〜ようね」や「〜ようか?」のようなやさしい口調にしましょう。
4・就寝時間は予め決めておき、眠る20〜30分前には落ち着いた時間(絵本の読み聞かせや穏やかな音楽など)を作ります。
(幼い場合は8時前後には眠るようにしましょう。)
5・就寝直前には軽く水を与えます。
6・寝る前の挨拶「おやすみなさい」を必ず交わしましょう。
7・部屋の窓のカーテンを閉め、電気を消して暗くします。

きちんとした生活リズムを持ち、毎日を元気に活動している子どもは寝つきも大変良く、朝も気持ちよく自分で起床できます。


睡眠の乱れは心の乱れにも繋がります。
心身の健康な発達には良質な睡眠が必須なのです。
幼児教育・子育てには子どもの生活習慣の見直しと良質な睡眠環境づくりが大変重要ですので、皆さんも一度考えて見て下さい。



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