サイレントベビー

 

サイレントベビーについて

言葉の話せない赤ちゃんはお腹がすいている時や抱っこして欲しい時、うんちが出て気持ちが悪いことなどは泣くことでしか表現できません。


もし赤ちゃんが一生懸命訴えようと頑張って泣いていても、いつも放置されてしまっていると・・・。

いくら頑張って泣いても、「誰も要求を聞いてくれない」→「応えてもくれない」→「泣いても無駄」→「泣かなくなる」といった状態になってしまうことがあります。

赤ちゃんに無関心な状態で親になってしまう人が多くなってきていることが問題になっています。

赤ちゃんに対しての無関心に愛情はありません。

赤ちゃんに無関心であると、育児放棄・放置(ネグレクト)という最悪な結果を生んでしまいます。

ネグレクトの状態が続いてしまうと赤ちゃんは自分の心(気持ち)を放棄してしまい、表情はなくなり、そして泣かなくなってしまいます。

喜怒哀楽の少ない「もの静かな赤ちゃん」は、一見手のかからない「お利口な赤ちゃん」に見えますが、親からの愛情を非常に感じにくい状態となり、自分の気持ちを心の奥底にしまいながら成長してしまいますので、大きくなるにつれ、心の問題が表面化してきます。

ネグレクトの状態が長く続いた状態で成長してしまうと、感情の表現がほとんどみられなかったり、言葉や知能の遅れ、そして人や動物等に対しての思いやりや優しさに大きく欠けてしまう可能性があります。

赤ちゃんの気持ちを思うと、本当に切ないです!

大切な赤ちゃんを、かわいい赤ちゃんを絶対にサイレントべビーにしてはいけません!!

親の怠慢や間違った認識によってネグレクトに近い常態になる場合もあります。

「赤ちゃんのうちから我慢を教えた方がいい」
「いつも赤ちゃんの要求を呑んでいては大きくなってからわがままになる」
「ほうっておけばそのうち静かになるから気にしなくていい。その方が楽だから。」
「抱き癖がつくから抱かない方がいい」など・・・。

程度が強い場合は注意をしなければいけない考え方があることも知っておく必要があります。

中には置かれている状況が非常に厳しく、赤ちゃんに対して愛情を持ちたくても持てない状態にある人もいます。
金銭的・社会的に苦しかったり、育児でもサポートしてくれる人がいない状態では、育児者の心自体が病んでいる場合もありますので、周囲で気づいてあげることも重要です。
各地域には子育ての支援センター等がありますので、相談窓口などに連絡することをおすすめします。


サイレントベビーの症状があっても、赤ちゃんの要求をしっかりと汲み取ってあげるように心がけ、抱っこしながらいつも笑顔で優しく語りかけていれば、きっと赤ちゃんに笑顔が戻ってきます。
※即効性があるわけではないので、ゆったりとした気持ちで継続することが大切です。


サイレントベビーに関するリンク

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