広い視野で日本を見る

 

「広い視野で日本を見る」 はやし浩司先生の育児・教育指導

 はやし浩司先生テレビの討論番組で、「ぼくたちはアジア人ではない! 日本人だ!」と叫んだ小学生たち(5、6年生くらい)がいた。

それに対して、アフリカ人の留学生が、「君たちの肌は黄色いではないか」とたたみかけると、その小学生はさらに、こう叫んだ。「黄色ではない。肌色だ!」と(2000年)。


 そこで私も小学校の高学年児を対象に、独自に調べてみた。
結果、「日本人はアジア人」と思っている小学生は1人もいないことがわかった(2001年、小学生約20人について調査)。「欧米人とアジア人の中間」「欧米人に近いアジア人」、あるいは中には「ぼくたちは欧米人」と答えた子どももいた。


 日本人はまちがいなく、アジア人である。
しかしこの日本で教育を受けていると、そういう意識が消える……らしい。また、そういう教育をしていない。30年前のことだが、私がオーストラリアという国から日本を見ても、日本人の目は欧米には向いていたが、アジアにはまったくといってよいほど向いていなかった。

そういう日本人をさして、「黄色い白人」というニックネームすらつけられたが、日本人はそれをむしろ「誇り」に思ったようなところがある。(実際には、日本人はバカにされたのだが……。)


 問題はなぜ、こういうゆがんだ民族意識をもってしまったかということ。
その理由の一つが、日本史を東洋史と切り離してしまったところにある。しかしこれは世界の常識ではない。


たとえばフランスの大学では、日本語学部や日本語学科は、朝鮮学部や朝鮮語学科の中に組み入れられている。
また欧米の大学では東洋学部というときは、中国研究を意味し、日本学科はその一部でしかない。……いや、こう書くと、「君は日本人としての誇りを捨てるのか」という人が必ずといってよいほど現れる。


しかし私は何も日本人を否定しているのではない。
日本人はアジア人であり、その先では人間だ。

日本人が人間であるとか、アジア人であると言ったところで、日本人を否定したことにはならない。
むしろ短絡的な民族主義は、えてして国粋主義に姿を変える。それがこわい。

「日本人はすばらしい」と思うのはその人の勝手だが、だからといって、その返す刀で、「他の民族は劣っている」と考えるのは、まちがいだということ。


 これからの日本が、世界の中で生きていくためには、日本人自身が、もっと広い目で自分を見なければならない。でないと、結局は、日本はいつまでたっても東洋の島国から抜け出ることができないままになってしまう。私はそれを心配する。



はやし浩司先生の育児・幼児教育コーナー4
NO’73〜NO’96
参観は「動」と「静」を見る 嫉妬は心を歪める
子どもの勉強は30分で5分 仮面治癒に注意!
幸せにするのが最高の教育 しつけは普遍
自慰は笑って見過ごせ 教師は聖職者にあらず
生きることを原点に 仮面をかぶらせるな
広い視野で日本を見る 行きつくところまで行く
叱ったらほめる 見栄、メンツ、世間体
子どもは甘えるもの 裸で生きる
「今」を知らない子どもたち 知識と教養
過関心は心をつぶす スキンシップは魔法の力
生きるのがマトリックス(母体) 慈善は家庭から
愛情は落差の問題 常識を大切に

NO’1〜NO’24 NO’73〜NO’96 NO’145〜NO’168
NO’25〜NO’48 NO’97〜NO’120 NO’169〜NO’192
NO’49〜NO’72 NO’121〜NO’144 NO’193〜NO’216
NO’217〜NO’240 NO’241〜NO’264 NO’265〜NO’282
NO’283〜NO’292


情報・画像の出展:はやし浩司先生

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【はやし浩司先生のプロフィール】

はやし浩司先生1947年岐阜県生まれ。

金沢大学法文学部法学科卒業。
日豪経済員会給費留学生として、オーストラリアメルボン大学ロースクール(法学院)研究生、三井物産社員、幼稚園教師を経て、浜松市にてBW(ブレイン・ワーク)教室、幼児研究所を設立。

独自の哲学・教育論をもとに幼児教育の実践を行っています。

現在は教育評論家として、ホームページやブログ、メルマガ、ユーチューブ等を利用しながら執筆活動に専念しています。

●著書に「子育て最前線のあなたへ」(中日新聞社)、「おかしな時代のまともな子育て論」(リヨン社・2002年3月発行)、「ドラえもん野比家の子育て論」(創芸社)など、30冊余り。

うち4冊は中国語にも翻訳出版されています。

「まなぶくん幼児教室」(学研)、「ハローワールド」(創刊企画・学研)などの無数の市販教材も手がけ、東洋医学、宗教論の著書も計8冊出版されています。

●教育評論家、現在浜松市伝馬町でBW教室主催。

●現在は、インターネットを中心に活動中。

メルマガ・オブ・ザ・イヤー受賞(08)、

電子マガジン読者数・計3000人(09)、ほか。

「BW公開教室」を、HP上にて、公開中。

(HPへは、「はやし浩司」で検索、「最前線の子育て論byはやし浩司」より。)

過去の代表的な著書

子育て格言ママ100賢1子育て格言ママ100賢子育て格言ママ100賢子育てはじめの一歩

子どもの心・100の育て方目で見る漢方診断クレヨンしんちゃん 野原家の子育て論子育てストレスが子どもをつぶす

ドラえもーん・野比家の子育て論 子育て最前線のあなたへ受験に克つ子育て法ポケモン・カルト―あなたの子どもがあぶない!

・・・などなど30冊余り出版されています。

はやし浩司先生のHP・ブログ

はやし浩司のホームページ はやし浩司先生のメインサイトです。
子育て・幼児教育など、先生が実践されてきた内容が凝縮されています。
きっと先生の優れた教育感、人間味溢れる魅力をお分かりいただけると思います。
はやし浩司の書籍 先生が執筆をした過去の原稿をダウンロードして読めます。

読者の相談ページや進学問題、パパママの子育て診断ページもあります。

最前線の子育て論byはやし浩司(メルマガ版) メルマガ版「最前線の子育て論byはやし浩司」は2007年10月、
60000誌の中で、TOP-ONEに評価され、2008年のメルマガオブザイヤーを受賞しています。

先生の素晴らしい教育・子育て論を見てみて下さい。

育児・子育てBYはやし浩司のHP はやし浩司先生の携帯用ホームページです。
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最前線の育児論byはやし浩司(Biglobe−Blog) 最前線の育児論のブログです。
子育てや教育について様々な視点・角度で執筆されています。

最前線の子育て論byはやし浩司 (ヤフーブログ) 最前線の子育て論(ヤフーブログ版)です。
教育に対して様々な情報を掲載しています。
主に先生の哲学者的な内容を見ることができます。
しかし、先生は博識ですね〜。
お孫様のかわいい画像と、日記、教育論を掲載しています。

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