思考回路

 

「思考回路」 はやし浩司先生の育児・教育指導

 はやし浩司先生人間にはだれしも思考回路というのがある。

たとえば暴力団の男たちは、ものごとを何でも暴力で解決しようとする。
一方私は文を書くのが好きだから、何か問題が起きたりすると、すぐ文を書いて解決しようとする。こういのを思考回路という。


 こういう思考回路は子どもにもあって、また子どもによって思考回路はそれぞれ違う。
たとえば年長児あたりに、「あなたはブランコを横取りされました。あなたはどうしますか」と聞く。

すると子どもたちはそれぞれ自分の思考回路を使って、その問いに答えようとする。
「順番に使えばよい」「横取りはさせない」など。

しかし中には、「ぶん殴ってやればいい」と言う子どもいる。
これは余談だが、あとでその子どもの父親は元ヤクザだたっということがわかった。その父親の左手の小指は欠損していた。

 で、問題はいかにしてよい思考回路を子どもの中につくっていくかということ。
いや、それを話す前にこんなことがある。

以前、「たまごっち」という電子ゲームがはやったことがある。
ほとんどの子どもがそれにハマったが、そのたまごっちのブームが去ると、今度はそれがポケモンになり、今ではさら遊戯王になったり、マジックザギャザリングになったりしている。

それぞれは別々のゲームだが、思考性という点では、連続性がある。
この連続性をつくりあげているのが、ここでいう思考回路ということになる。


 そこで幼児教育で注意しなければならないことは、粗悪な思考回路をつくらないということ。
一度それができると、以後、ずっとその子どものものの考え方を支配するようになる。

たとえばこんな子ども(中学男子)がいた。
ある日窓の外をぼんやりと見ているので、「何を考えているのだ」と声をかけると、こう言った。「先生、ぼくはあのビルを超能力を使って、破壊してみたい」と。


彼は幼児のときからものの考え方が現実離れしていた。
うらないやまじないばかりを信じ、魔法とか魔術に強い関心をもっていた。
つまりそれが彼の思考回路ということになり、だからそれが転じて、「超能力使って破壊してみたい」となる。


 言いかえると、幼児期には子どもの論理性を育てることを大切にする。
もっとわかりやすく言えば、子どもに何かもの教えるときは、「何をどう教えたか」とか「どれくらい覚えたか」ではなく、子どもの心の中にどのような思考回路ができつつあるかをみる。

そしてそれが論理的なものであればよし、しかし先に書いたように粗悪なものであれば、それは避ける。

 幼児教育の一つの方向性として、思考回路について考えてみた。


はやし浩司先生の育児・幼児教育コーナー9
NO’193〜NO’216
自分を知る 汗はかかせる
教育と指導 あせる親は結論も早い
いい学校から、いい家庭へ 遊びが子どもの仕事
疑いをいだかない愛 思考回路
愛情は落差の問題 構造的な問題
愛想は悪くて当たり前 知識と学力
子どもへの虐待 頭を良くする方法
あきらめは悟りの境地 読書のしつけ
悪筆、言ってなおらず あと一歩でやめる
普通こそ最善 個性は生きザマ
それ以上、何を望むか アルバムをそばに置く
己こそ、己のよるべ 前向きの暗示を

NO’1〜NO’24 NO’73〜NO’96 NO’145〜NO’168
NO’25〜NO’48 NO’97〜NO’120 NO’169〜NO’192
NO’49〜NO’72 NO’121〜NO’144 NO’193〜NO’216
NO’217〜NO’240 NO’241〜NO’264 NO’265〜NO’282
NO’283〜NO’292


情報・画像の出展:はやし浩司先生

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【はやし浩司先生のプロフィール】

はやし浩司先生1947年岐阜県生まれ。

金沢大学法文学部法学科卒業。
日豪経済員会給費留学生として、オーストラリアメルボン大学ロースクール(法学院)研究生、三井物産社員、幼稚園教師を経て、浜松市にてBW(ブレイン・ワーク)教室、幼児研究所を設立。

独自の哲学・教育論をもとに幼児教育の実践を行っています。

現在は教育評論家として、ホームページやブログ、メルマガ、ユーチューブ等を利用しながら執筆活動に専念しています。

●著書に「子育て最前線のあなたへ」(中日新聞社)、「おかしな時代のまともな子育て論」(リヨン社・2002年3月発行)、「ドラえもん野比家の子育て論」(創芸社)など、30冊余り。

うち4冊は中国語にも翻訳出版されています。

「まなぶくん幼児教室」(学研)、「ハローワールド」(創刊企画・学研)などの無数の市販教材も手がけ、東洋医学、宗教論の著書も計8冊出版されています。

●教育評論家、現在浜松市伝馬町でBW教室主催。

●現在は、インターネットを中心に活動中。

メルマガ・オブ・ザ・イヤー受賞(08)、

電子マガジン読者数・計3000人(09)、ほか。

「BW公開教室」を、HP上にて、公開中。

(HPへは、「はやし浩司」で検索、「最前線の子育て論byはやし浩司」より。)

過去の代表的な著書

子育て格言ママ100賢1子育て格言ママ100賢子育て格言ママ100賢子育てはじめの一歩

子どもの心・100の育て方目で見る漢方診断クレヨンしんちゃん 野原家の子育て論子育てストレスが子どもをつぶす

ドラえもーん・野比家の子育て論 子育て最前線のあなたへ受験に克つ子育て法ポケモン・カルト―あなたの子どもがあぶない!

・・・などなど30冊余り出版されています。

はやし浩司先生のHP・ブログ

はやし浩司のホームページ はやし浩司先生のメインサイトです。
子育て・幼児教育など、先生が実践されてきた内容が凝縮されています。
きっと先生の優れた教育感、人間味溢れる魅力をお分かりいただけると思います。
はやし浩司の書籍 先生が執筆をした過去の原稿をダウンロードして読めます。

読者の相談ページや進学問題、パパママの子育て診断ページもあります。

最前線の子育て論byはやし浩司(メルマガ版) メルマガ版「最前線の子育て論byはやし浩司」は2007年10月、
60000誌の中で、TOP-ONEに評価され、2008年のメルマガオブザイヤーを受賞しています。

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最前線の育児論byはやし浩司(Biglobe−Blog) 最前線の育児論のブログです。
子育てや教育について様々な視点・角度で執筆されています。

主に先生の哲学者的な内容を見ることができます。
しかし、先生は博識ですね〜。
お孫様のかわいい画像と、日記、教育論を掲載しています。

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