日本の教育の欠陥

 

適切な幼児教育は後の人間形成において大変重要であると考えていますが注意していただきたいことがあります。
幼児教育は完璧な育児や教育を推奨するものではないということです。


 ・愛情が第一を忘れない
 ・他の子どもと比較をしない
 ・完璧主義にならない
 ・結果を期待しすぎない
 ・ゆったりとした心を持つ 

子どもへの過剰な期待は親子共に大きなストレスになる危険性あります。
ゆったりと構え、少しくらい上手くいかなくても「まぁ、いっか。」に考えられることが幼児教育を続けられるポイントになります。

日本の教育の欠陥 はやし浩司先生の教育アドバイス

happy advice 

日本の教育の最大の欠陥は、子どもたちに考えさせないこと。
明治の昔から、「詰め込み教育」が基本になっている。


さらにそのルーツと言えば、寺子屋教育であり、各宗派の本山教育である。
つまり日本の教育は、徹底した上意下達方式のもと、知識を一方的に詰め込み、画一的な子どもをつくるのが基本になっている。

もっと言えば「従順でもの言わぬ民」づくりが基本になっている。


戦後、日本の教育は大きく変わったとされるが、その流れは今もそれほど変わっていない。
日本人の多くは、そういうのが教育であると思い込まされているが、それこそ世界の非常識。


ロンドン大学の森嶋通夫名誉教授も、「日本の教育は世界で一番教え過ぎの教育である。自分で考え、自分で判断する訓練がもっとも欠如している。自分で考え、横並びでない自己判断のできる人間を育てなければ、2050年の日本は本当にダメになる」(「コウとうけん」・98年)と警告している(田丸先生指摘)。


 夜のバラエティ番組を見ていると、司会者たちがペラペラと調子のよいことをしゃべっているのがわかる。しかし彼らもまた、脳の表層部分に蓄えられた情報を、条件に合わせて、会話として外に取り出しているにすぎない。

一見考えているように見えるが、やはりその実、何も考えていない。


思考というのは、本文にも書いたように、それ自体、ある種の苦痛がともなう。
人によっては本当に頭が痛くなることもある。また考えたからといって、結論や答が出るとは限らない。

そのため考えるだけでイライラしたり、不快になったりする人もいる。
だから大半の人は、考えること自体を避けようとする。


 ただ考えるといっても、浅い深いはある。
さらに同じことを繰り返して考えるということもある。

私のばあいは、文を書くという方法で、できるだけ深く考えるようにしている。
また文にして残すという方法で、できるだけ同じことを繰り返し考えないようにしている。

私にとって生きるということは、考えること。考えるということは、書くこと。


モンテーニュ(フランスの哲学者、1533〜92)も、「『考える』という言葉を聞くが、私は何か書いているときのほか、考えたことはない」(随想録)と書いている。

ものを書くということには、そういう意味も含まれる。


子育ての目標                        心のキズ
内政不干渉の原則 「親だから」という論理
孤独論 親孝行否定論者?
子どもとの笑い 安易な常識論で苦しむ人
心を開く アメリカ論
心を開く(2) 「日本の教育はバカげている」・日本の常識、世界の標準?
女性は家の家具? 家族のつながりを守る法
わだかまり論 事例(1)……心を解き放て!
お人よしは、命取り? 事例(2)……心を解き放て!
子どもの表情 後手、後手の日本の教育改革
親しみのもてる子ども 知識と思考は別
被害妄想(心配過剰) 日本の教育の欠陥

NO’1〜NO’24 NO’121〜NO’144 NO’241〜NO’264
NO’25〜NO’48 NO’145〜NO’168 NO’265〜NO’288
NO’49〜NO’72 NO’169〜NO’192 NO’289〜NO’300
NO’73〜NO’96 NO’193〜NO’216
NO’97〜NO’120 NO’217〜NO’240


情報・画像の出展:はやし浩司先生

※このページの文章・及び画像の著作権は「はやし浩司」様が保有しています。
当サイトでは「はやし浩司」様のご厚意により許可を得て掲載させていただいております。

Yahoo!ブックマークに登録 このエントリーをはてなブックマークに追加 Clip to Evernote


【はやし浩司先生のプロフィール】

はやし浩司先生1947年岐阜県生まれ。

金沢大学法文学部法学科卒業。
日豪経済員会給費留学生として、オーストラリアメルボン大学ロースクール(法学院)研究生、三井物産社員、幼稚園教師を経て、浜松市にてBW(ブレイン・ワーク)教室、幼児研究所を設立。

独自の哲学・教育論をもとに幼児教育の実践を行っています。

現在は教育評論家として、ホームページやブログ、メルマガ、ユーチューブ等を利用しながら執筆活動に専念しています。

●著書に「子育て最前線のあなたへ」(中日新聞社)、「おかしな時代のまともな子育て論」(リヨン社・2002年3月発行)、「ドラえもん野比家の子育て論」(創芸社)など、30冊余り。

うち4冊は中国語にも翻訳出版されています。

「まなぶくん幼児教室」(学研)、「ハローワールド」(創刊企画・学研)などの無数の市販教材も手がけ、東洋医学、宗教論の著書も計8冊出版されています。

●教育評論家、現在浜松市伝馬町でBW教室主催。

●現在は、インターネットを中心に活動中。

メルマガ・オブ・ザ・イヤー受賞(08)、

電子マガジン読者数・計3000人(09)、ほか。

「BW公開教室」を、HP上にて、公開中。

(HPへは、「はやし浩司」で検索、「最前線の子育て論byはやし浩司」より。)

過去の代表的な著書

子育て格言ママ100賢1子育て格言ママ100賢子育て格言ママ100賢子育てはじめの一歩

子どもの心・100の育て方目で見る漢方診断クレヨンしんちゃん 野原家の子育て論子育てストレスが子どもをつぶす

ドラえもーん・野比家の子育て論 子育て最前線のあなたへ受験に克つ子育て法ポケモン・カルト―あなたの子どもがあぶない!

・・・などなど30冊余り出版されています。

はやし浩司先生のHP・ブログ

はやし浩司のホームページ はやし浩司先生のメインサイトです。
子育て・幼児教育など、先生が実践されてきた内容が凝縮されています。
きっと先生の優れた教育感、人間味溢れる魅力をお分かりいただけると思います。
はやし浩司の書籍 先生が執筆をした過去の原稿をダウンロードして読めます。

読者の相談ページや進学問題、パパママの子育て診断ページもあります。

最前線の子育て論byはやし浩司(メルマガ版) メルマガ版「最前線の子育て論byはやし浩司」は2007年10月、
60000誌の中で、TOP-ONEに評価され、2008年のメルマガオブザイヤーを受賞しています。

先生の素晴らしい教育・子育て論を見てみて下さい。

当サイトでも掲載させていただいている記事が盛りだくさんです。
最前線の育児論byはやし浩司(Biglobe−Blog) 最前線の育児論のブログです。
子育てや教育について様々な視点・角度で執筆されています。

最前線の子育て論byはやし浩司 (ヤフーブログ) 最前線の子育て論(ヤフーブログ版)です。
教育に対して様々な情報を掲載しています。
主に先生の哲学者的な内容を見ることができます。
しかし、先生は博識ですね〜。
お孫様のかわいい画像と、日記、教育論を掲載しています。

Yahoo!ブックマークに登録 このエントリーをはてなブックマークに追加 Clip to Evernote