適切な幼児教育は後の人間形成において大変重要であると考えていますが注意していただきたいことがあります。
幼児教育は完璧な育児や教育を推奨するものではないということです。
・愛情が第一を忘れない
・他の子どもと比較をしない
・完璧主義にならない
・結果を期待しすぎない
・ゆったりとした心を持つ
子どもへの過剰な期待は親子共に大きなストレスになる危険性あります。
ゆったりと構え、少しくらい上手くいかなくても「まぁ、いっか。」に考えられることが幼児教育を続けられるポイントになります。
マザコン人間 はやし浩司先生の育児アドバイス
マザコンタイプの男性や女性は、少なくない。
昔、冬彦さん(「テレビドラマ『ずっとあなたが好きだった』の主人公」)という男性のような例は、極端な例だが、しかしそれに似た話はいくらでもある。
総じてみれば、日本人は、マザコン型民族。
よい例が、森進一が歌う、『おふくろさん』。世界広しといえども、大のおとなが夜空を見あげながら、「ママー、ママー」と涙をこぼす民族は、そうはいない。
そのマザコンタイプの人を調べていくと、おもしろいことに気づく。
その母親自身は、マザコンタイプの息子や娘を、「親思いの、いい息子、いい娘」と思い込んでいる。
一方、マザコンタイプの息子や娘は、自分を、「親思いの、いい息子、いい娘」と思い込んでいる。
その双方が互いにそう思い込んでいるから、自分たちのおかしさに気づくことは、まずない。
意識のズレというのはそういうものだが、もっとも互いにそれでよいというのなら、私やあなたのような他人がとやかく言う必要はない。
しかし問題は、そういう男性や女性の周囲にいる人たちである。
男性の妻とか、女性の夫とかなど。
ある女性は、結婚直後から自分の夫がマザコンであることに気づいた。
ほとんど数日おきに、夫が実家の母親と連絡を取りあっているというのだ。
何かあると、ときには妻であるその女性に話す前に、実家の母親に報告することもあるという。
しかし彼女の夫自身は、自分がマザコンだとは思っていない。
それとなくその女性が夫に抗議すると、「親を大切にするのは子の努め」とか、「親子の縁は切れるものではない」と言って、まったく取りあおうとしないという。
いわゆる依存型社会では、「依存性」が、さまざまな形にその姿をかえる。
ここにあげた「マザコン」もその一つ。で、最近気がついたが、マザコンというと、母親と息子の関係だけを想像しがちだが、母親と娘、あるいは父親と娘でも、同じような関係になることがある。
そして息子と同じように、マザコン的であることが、「いい娘」の証(あかし)であると思い込む女性は少なくない。
このタイプの女性の特徴は、「あばたもエクボ」というか、何があっても、「母はすばらしい」と決めつけてしまう。
ほかの兄弟たちが親を批判しようものなら、「親の悪口は聞きたくない!」と、それをはげしくはねのけてしまう。
ものの考え方が権威主義的で、親を必要以上に美化する一方、その返す刀で、自分の息子や娘に、それを求める。つぎの問題は、このとき起きる。
息子や娘がそれを受け入れればそれでよいが、そうでないときには、互いがはげしく衝突する。
実際には、息子や娘がそれを受け入れる例は少なくない。
こうした基本的な価値観の衝突は、「キレツ」程度ではすまない。たいていはその段階で、「断絶」する。
マザコン的であることは、決して親孝行ではない。
このタイプの男性や女性は、自らのマザコン性を、孝行論でごまかすことが多い。じゅうぶん注意されたい。
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【はやし浩司先生のプロフィール】
1947年岐阜県生まれ。
金沢大学法文学部法学科卒業。
日豪経済員会給費留学生として、オーストラリアメルボン大学ロースクール(法学院)研究生、三井物産社員、幼稚園教師を経て、浜松市にてBW(ブレイン・ワーク)教室、幼児研究所を設立。
独自の哲学・教育論をもとに幼児教育の実践を行っています。
現在は教育評論家として、ホームページやブログ、メルマガ、ユーチューブ等を利用しながら執筆活動に専念しています。
●著書に「子育て最前線のあなたへ」(中日新聞社)、「おかしな時代のまともな子育て論」(リヨン社・2002年3月発行)、「ドラえもん野比家の子育て論」(創芸社)など、30冊余り。
うち4冊は中国語にも翻訳出版されています。
「まなぶくん幼児教室」(学研)、「ハローワールド」(創刊企画・学研)などの無数の市販教材も手がけ、東洋医学、宗教論の著書も計8冊出版されています。
●教育評論家、現在浜松市伝馬町でBW教室主催。
●現在は、インターネットを中心に活動中。
メルマガ・オブ・ザ・イヤー受賞(08)、
電子マガジン読者数・計3000人(09)、ほか。
「BW公開教室」を、HP上にて、公開中。
(HPへは、「はやし浩司」で検索、「最前線の子育て論byはやし浩司」より。)
過去の代表的な著書
・・・などなど30冊余り出版されています。