自分を知るバロメーター

 

適切な幼児教育は後の人間形成において大変重要であると考えていますが注意していただきたいことがあります。
幼児教育は完璧な育児や教育を推奨するものではないということです。


 ・愛情が第一を忘れない
 ・他の子どもと比較をしない
 ・完璧主義にならない
 ・結果を期待しすぎない
 ・ゆったりとした心を持つ 

子どもへの過剰な期待は親子共に大きなストレスになる危険性あります。
ゆったりと構え、少しくらい上手くいかなくても「まぁ、いっか。」に考えられることが幼児教育を続けられるポイントになります。

自分を知るバロメーター  はやし浩司先生の育児応援

 はやし浩司先生人間というのは、相手と同等のときは、その相手に腹もたつ。しかし自分が相手を超えたという 実感のあるときは、腹もたたない。言いかえると、これをうまく利用すると、あなたのレベルを、それで知ることができる。


たとえば今、あなたに不愉快に思っている相手がいたとする。「いやなヤツだ」とか、「顔を見ただけで、けんかをしそうになる」とか。もしそうなら、あなたも、その相手と同等の人物にすぎないということ。あなたから見て、あなたよりはるかに「下」にいる人は、あなたは相手にしないはず。あなたと同等だから、あなたは相手にする……。このことは、子どもの世界を観察してみると、よくわかる。

たとえば「子どものいじめ」。いじめる側は、いじめる相手を「下」において、その相手をいじめる。本人は優越感を感じているかもしれないが、実際には、いじめる側のほうがレベルが低い。が、その「いじめられる側」が、運動や学力で、相手を超えると、そのいじめが消える。

子どもどうしでも、相手に一目をおくようになるためである。だからよく子ども自身から、いじめの相談を受けると、私はその子どもにつぎのように言うようにしている。「君が苦しいのは、それは君が、相手と同じレベルの人間だからだよ。だから相手が君に対して一目おくほど、君が彼らを通り越せばいい。それがその苦しみと戦う唯一の方法だ」と。(だからといって、いじめを肯定しているわけではない。)

もちろんいじめといっても、内容は複雑だし、当の本人は深刻な問題だ。ここに書くほど、簡単な問題ではない。しかし私のばあい、いつも、いじめられることで、さらに自分をたくましくしてきた。そして不思議なことだが、いじめられている最中というのは、その相手をうらんだり、憎んだりするが、自分が相手を超えてしまうと、その相手に対して、親近感すらもつようになる。相手を「のむ」というのは、そういうことをいう。

 そこで私はいつもこう考えるようにしている。「今、一番不愉快に思っていることはだれか」と。
……いや、もっとも、不愉快に思っている人は、(あくまでも今のところだが……)、近辺にはいない。私が今、不愉快に思っているのは、日本の政治や、日本の社会にはびこるカルト(教団)だ。

「敵は大きければ大きいほどよい」とは、よく言うが、大きな敵をもてばもつほど、身の回りのささいなことが気にならなくなる。(だからといって、私が大物だとは思っていない。これは私の処世術のようなもの。ささいなことが気になったら、その時点で、できるだけ大きな敵について考える。そして結果として、そのささいなことを忘れ、それから遠ざかる。)

 少しかっこうのよいことを書いたが、この方法は、自分のレベルを知るのに、とてもよい方法だと思う。一度、あなたも試してみたらどうだろうか。


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NO’49〜NO’72 NO’169〜NO’192 NO’289〜NO’300
NO’73〜NO’96 NO’193〜NO’216
NO’97〜NO’120 NO’217〜NO’240


情報・画像の出展:はやし浩司先生

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【はやし浩司先生のプロフィール】

はやし浩司先生1947年岐阜県生まれ。

金沢大学法文学部法学科卒業。
日豪経済員会給費留学生として、オーストラリアメルボン大学ロースクール(法学院)研究生、三井物産社員、幼稚園教師を経て、浜松市にてBW(ブレイン・ワーク)教室、幼児研究所を設立。

独自の哲学・教育論をもとに幼児教育の実践を行っています。

現在は教育評論家として、ホームページやブログ、メルマガ、ユーチューブ等を利用しながら執筆活動に専念しています。

●著書に「子育て最前線のあなたへ」(中日新聞社)、「おかしな時代のまともな子育て論」(リヨン社・2002年3月発行)、「ドラえもん野比家の子育て論」(創芸社)など、30冊余り。

うち4冊は中国語にも翻訳出版されています。

「まなぶくん幼児教室」(学研)、「ハローワールド」(創刊企画・学研)などの無数の市販教材も手がけ、東洋医学、宗教論の著書も計8冊出版されています。

●教育評論家、現在浜松市伝馬町でBW教室主催。

●現在は、インターネットを中心に活動中。

メルマガ・オブ・ザ・イヤー受賞(08)、

電子マガジン読者数・計3000人(09)、ほか。

「BW公開教室」を、HP上にて、公開中。

(HPへは、「はやし浩司」で検索、「最前線の子育て論byはやし浩司」より。)

過去の代表的な著書

子育て格言ママ100賢1子育て格言ママ100賢子育て格言ママ100賢子育てはじめの一歩

子どもの心・100の育て方目で見る漢方診断クレヨンしんちゃん 野原家の子育て論子育てストレスが子どもをつぶす

ドラえもーん・野比家の子育て論 子育て最前線のあなたへ受験に克つ子育て法ポケモン・カルト―あなたの子どもがあぶない!

・・・などなど30冊余り出版されています。

はやし浩司先生のHP・ブログ

はやし浩司のホームページ はやし浩司先生のメインサイトです。
子育て・幼児教育など、先生が実践されてきた内容が凝縮されています。
きっと先生の優れた教育感、人間味溢れる魅力をお分かりいただけると思います。
はやし浩司の書籍 先生が執筆をした過去の原稿をダウンロードして読めます。

読者の相談ページや進学問題、パパママの子育て診断ページもあります。

最前線の子育て論byはやし浩司(メルマガ版) メルマガ版「最前線の子育て論byはやし浩司」は2007年10月、
60000誌の中で、TOP-ONEに評価され、2008年のメルマガオブザイヤーを受賞しています。

先生の素晴らしい教育・子育て論を見てみて下さい。

当サイトでも掲載させていただいている記事が盛りだくさんです。
最前線の育児論byはやし浩司(Biglobe−Blog) 最前線の育児論のブログです。
子育てや教育について様々な視点・角度で執筆されています。

最前線の子育て論byはやし浩司 (ヤフーブログ) 最前線の子育て論(ヤフーブログ版)です。
教育に対して様々な情報を掲載しています。
主に先生の哲学者的な内容を見ることができます。
しかし、先生は博識ですね〜。
お孫様のかわいい画像と、日記、教育論を掲載しています。

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