リストラ

 

適切な幼児教育は後の人間形成において大変重要であると考えていますが注意していただきたいことがあります。
幼児教育は完璧な育児や教育を推奨するものではないということです。


 ・愛情が第一を忘れない
 ・他の子どもと比較をしない
 ・完璧主義にならない
 ・結果を期待しすぎない
 ・ゆったりとした心を持つ 

子どもへの過剰な期待は親子共に大きなストレスになる危険性あります。
ゆったりと構え、少しくらい上手くいかなくても「まぁ、いっか。」に考えられることが幼児教育を続けられるポイントになります。

リストラ  はやし浩司先生の育児応援

 はやし浩司先生ある日突然、解雇を言い渡される

……。

 それから受ける衝撃は、たいへんなものだ。実のところ、私も、そういう辛酸(しんさん)を何度かなめさせられたことがある。(今は詳しくは書けないが、いつか時期がきたら、書くつもり。)

それは、何というか、全人格、全人生を否定されたかのような衝撃だ。よくリストラされた人の自殺が新聞で報道されるが、その衝撃は、そういった類(たぐい)のものと言ってよい。生はんかなものではない。歳をとってからのほうほどそうで、怒りを通り越して、絶望感すら覚える。しかし私のばあい、いつもそれをバネにしてきた。生来の負けず嫌いの性格もある。よく「林は、ころんでもタダでは起きないな」と言われたが、そういうガッツ精神も、背景にある。

この世界には、「復讐」という言葉がある。私が使う「復讐」というのは、少し意味が違うが、そういうときはいつも、私は復讐を誓ってきた。

 復讐にも、二種類ある。他人に対する復讐と自分に向かう復讐。私のばあい、その相手を徹底的に無視する。これが他人に対する復讐。解雇されたからといって、ジタバタしない。表面的には、冷静さを保つ。ジタバタすれば、それは相手に対して負けを認めることになる。理由も聞かない。もちろん異議も唱えない。「どうぞ、ご勝手に」という態度をつらぬく。……つらぬいた。いくら解雇されても、自尊心までは捨てない。

 で、つぎに大切なことは、自分に対する復讐だ。自分の力なさ、思慮のなさ、さらに油断をのろう。のろって、のろって、のろいまくる。その復讐は、「どうしてお前はそういうことをされたのだ」という思いから、始まる。そしてつぎに、徹底的に相手を分析する。女房は「無視しなさいよ」とよく言ったが、私は分析した。相手の性格、知力、能力など。そして結論として、その相手に負けている部分があれば、それ以上の自分になることで、自分の中の敗北感を消した。

で、ここで大切なのは、あくまでも相手の中身だ。肩書きや地位ではない。そういうものには勝ち目がないし、そんなものを問題にしても意味はない。あくまでも中身だ。自分の中に、相手を克服したと思えるほどまでに、自分自身を昇華する。(これは多分に、うぬぼれと思いあがりによるものかもしれないが、それはそれで構わない。)そうすることで、悲しみや、怒りや、そして屈辱感を乗り越える……。

 今、いろいろと苦しい思いやつらい思いをしている人も多いと思うが、どうか負けないでほしい。私はほんの一時期を除いて、人生の底辺を、それこそいつもバカにされて生きてきた。そういうものには、そういうものの、哲学がある。一般世間の哲学とは違ったものかもしれないが、ここに書いた生きざまは、そういう哲学から生まれた。参考になればうれしい。



夫婦の別称制度 家庭での学習指導のコツ
マザコン型人間 肩書き社会
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いかに子離れするか 自閉文化
代償的不満 消息
臨機応変に行動する リストラ
タレントの世界 自分を知るバロメーター
言葉教育 水戸黄門論
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誇大視化 キレる子ども
子どもの人権 キレる子どもの原因?
私の政治信条 己こそ、己のよるべ
NO’1〜NO’24 NO’121〜NO’144 NO’241〜NO’264
NO’25〜NO’48 NO’145〜NO’168 NO’265〜NO’288
NO’49〜NO’72 NO’169〜NO’192 NO’289〜NO’300
NO’73〜NO’96 NO’193〜NO’216
NO’97〜NO’120 NO’217〜NO’240


情報・画像の出展:はやし浩司先生

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【はやし浩司先生のプロフィール】

はやし浩司先生1947年岐阜県生まれ。

金沢大学法文学部法学科卒業。
日豪経済員会給費留学生として、オーストラリアメルボン大学ロースクール(法学院)研究生、三井物産社員、幼稚園教師を経て、浜松市にてBW(ブレイン・ワーク)教室、幼児研究所を設立。

独自の哲学・教育論をもとに幼児教育の実践を行っています。

現在は教育評論家として、ホームページやブログ、メルマガ、ユーチューブ等を利用しながら執筆活動に専念しています。

●著書に「子育て最前線のあなたへ」(中日新聞社)、「おかしな時代のまともな子育て論」(リヨン社・2002年3月発行)、「ドラえもん野比家の子育て論」(創芸社)など、30冊余り。

うち4冊は中国語にも翻訳出版されています。

「まなぶくん幼児教室」(学研)、「ハローワールド」(創刊企画・学研)などの無数の市販教材も手がけ、東洋医学、宗教論の著書も計8冊出版されています。

●教育評論家、現在浜松市伝馬町でBW教室主催。

●現在は、インターネットを中心に活動中。

メルマガ・オブ・ザ・イヤー受賞(08)、

電子マガジン読者数・計3000人(09)、ほか。

「BW公開教室」を、HP上にて、公開中。

(HPへは、「はやし浩司」で検索、「最前線の子育て論byはやし浩司」より。)

過去の代表的な著書

子育て格言ママ100賢1子育て格言ママ100賢子育て格言ママ100賢子育てはじめの一歩

子どもの心・100の育て方目で見る漢方診断クレヨンしんちゃん 野原家の子育て論子育てストレスが子どもをつぶす

ドラえもーん・野比家の子育て論 子育て最前線のあなたへ受験に克つ子育て法ポケモン・カルト―あなたの子どもがあぶない!

・・・などなど30冊余り出版されています。

はやし浩司先生のHP・ブログ

はやし浩司のホームページ はやし浩司先生のメインサイトです。
子育て・幼児教育など、先生が実践されてきた内容が凝縮されています。
きっと先生の優れた教育感、人間味溢れる魅力をお分かりいただけると思います。
はやし浩司の書籍 先生が執筆をした過去の原稿をダウンロードして読めます。

読者の相談ページや進学問題、パパママの子育て診断ページもあります。

最前線の子育て論byはやし浩司(メルマガ版) メルマガ版「最前線の子育て論byはやし浩司」は2007年10月、
60000誌の中で、TOP-ONEに評価され、2008年のメルマガオブザイヤーを受賞しています。

先生の素晴らしい教育・子育て論を見てみて下さい。

当サイトでも掲載させていただいている記事が盛りだくさんです。
最前線の育児論byはやし浩司(Biglobe−Blog) 最前線の育児論のブログです。
子育てや教育について様々な視点・角度で執筆されています。

最前線の子育て論byはやし浩司 (ヤフーブログ) 最前線の子育て論(ヤフーブログ版)です。
教育に対して様々な情報を掲載しています。
主に先生の哲学者的な内容を見ることができます。
しかし、先生は博識ですね〜。
お孫様のかわいい画像と、日記、教育論を掲載しています。

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