育児疲れ

 

適切な幼児教育は後の人間形成において大変重要であると考えていますが注意していただきたいことがあります。
幼児教育は完璧な育児や教育を推奨するものではないということです。


 ・愛情が第一を忘れない
 ・他の子どもと比較をしない
 ・完璧主義にならない
 ・結果を期待しすぎない
 ・ゆったりとした心を持つ 

子どもへの過剰な期待は親子共に大きなストレスになる危険性あります。
ゆったりと構え、少しくらい上手くいかなくても「まぁ、いっか。」に考えられることが幼児教育を続けられるポイントになります。

育児疲れについて はやし浩司先生の育児教室

 はやし浩司先生育児だけならともかくも、つぎからつぎへと雑用が飛び込んでくる。
何がなにやらわけがわからなくなる。わずらわしいことも多い。

おまけに昨夜は下の子ども(二歳)が夜泣きをして、今日は睡眠不足。
夫は仕事だけ。朝早く家を出て、帰りはいつも深夜。しかも最近は、夫との関係もどこかぎくしゃくしている。

会話もない。家計もたいへん。今日も、通路へのゴミ出しのことで、隣の人とトラブル。

それに息子(小二)の通う学校の先生が、どうも気に入らない。
気分的で、つかみどころがない。息子のことで相談しても、ヘラヘラしているだけ。

頭の中は情報だらけなのに、どれが大切で、どれがそうでないかもわからない。
何をしても、イライラがつのるばかり。

ああ、私はどうしたらいいの?

 今、ほとんどの母親たちは疲れている。
日本女子社会教育会がした調査でも、七二%の母親が、「子どものことでイライラする」と答えている。
うち七%は、「いつもイライラする」と答えている(平成七年)。

 キレる子どもが問題になっているが、キレるのは、子どもだけではない。
母親だって、キレる。キレて、何が悪い! だいたい「男は仕事、女は家事」と、だれが決めた! 
仕事をしていたほうが、よっぽど気が楽! 世の男どもよ、「仕事、仕事」と、偉そうな顔をするな! ……
と、少し熱くなりすぎたが、世の女性たちの本音は、こんなところにある。

 問題は、こうしたイライラを、どう解消するか、だ。
子どものできがよければ、まだ多少は救われるが、できが悪いと、さらにイライラは倍加される。

【第一段階】子どもに八つ当たりをする、グチを言う、暴言をはく、子どもに体罰を加える、怒鳴り散らす。
感情のコントロールが、不安定になる。

【第二段階】何をするにも無気力になる、元気がなくなる、返事をしても上の空、むなしい、つまらない、やる気が出てこない。感情が抑制される。

 この第二段階になると、いろいろな神経症(頭重、頭痛、肩こり、腹痛など)を併発し、さらに進むと、回避性障害(人と会うのを避ける)、節食障害(過食、拒食など)、行為障害(万引き、
ムダ買い)などの、精神障害が現れるようになる。
こうなると育児ノイローゼと呼んでもよい。

 そこで解消法。もっとも効果的な解消法は、「汗をかく」こと。
無我夢中で汗をかくような方法がよい。

東洋医学でも、「気」がうっ積するときは、「発散」という方法で、病気をなおす。湯液(とうえき)を用いる方法もあるが、簡単に発散させる方法としては、「発汗」がある。
うっ積した「気」は、汗とともに、体外へ出る。論理的ではないが、現象的には、正しい。

 あなたもイライラしたら、どこかで思いっきり、汗をかいてみるとよい。


キレる子ども 親に甘えない子ども
素直な子ども論 よい親子でいるために
育児疲れ 顔の見えない親たち
子育て、はじめの一歩 子どものトラブル解決法(1)
私のストレス発散法 子どものトラブル解決法(2)
スキンシップ 世間体論
真昼の怪奇 時間論
意識の違い 日本の仏教
いこいと、やすらぎと、そして、いやし 妻の呼び名
あなたの家庭診断(試作) 親の支配意識
まじめな子ども 偏見と誤解
別れぎわの美学 同性愛
NO’1〜NO’24 NO’121〜NO’144 NO’241〜NO’264
NO’25〜NO’48 NO’145〜NO’168 NO’265〜NO’288
NO’49〜NO’72 NO’169〜NO’192 NO’289〜NO’300
NO’73〜NO’96 NO’193〜NO’216
NO’97〜NO’120 NO’217〜NO’240


情報・画像の出展:はやし浩司先生

※このページの文章・及び画像の著作権は「はやし浩司」様が保有しています。
当サイトでは「はやし浩司」様のご厚意により許可を得て掲載させていただいております。

Yahoo!ブックマークに登録 このエントリーをはてなブックマークに追加 Clip to Evernote


【はやし浩司先生のプロフィール】

はやし浩司先生1947年岐阜県生まれ。

金沢大学法文学部法学科卒業。
日豪経済員会給費留学生として、オーストラリアメルボン大学ロースクール(法学院)研究生、三井物産社員、幼稚園教師を経て、浜松市にてBW(ブレイン・ワーク)教室、幼児研究所を設立。

独自の哲学・教育論をもとに幼児教育の実践を行っています。

現在は教育評論家として、ホームページやブログ、メルマガ、ユーチューブ等を利用しながら執筆活動に専念しています。

●著書に「子育て最前線のあなたへ」(中日新聞社)、「おかしな時代のまともな子育て論」(リヨン社・2002年3月発行)、「ドラえもん野比家の子育て論」(創芸社)など、30冊余り。

うち4冊は中国語にも翻訳出版されています。

「まなぶくん幼児教室」(学研)、「ハローワールド」(創刊企画・学研)などの無数の市販教材も手がけ、東洋医学、宗教論の著書も計8冊出版されています。

●教育評論家、現在浜松市伝馬町でBW教室主催。

●現在は、インターネットを中心に活動中。

メルマガ・オブ・ザ・イヤー受賞(08)、

電子マガジン読者数・計3000人(09)、ほか。

「BW公開教室」を、HP上にて、公開中。

(HPへは、「はやし浩司」で検索、「最前線の子育て論byはやし浩司」より。)

過去の代表的な著書

子育て格言ママ100賢1子育て格言ママ100賢子育て格言ママ100賢子育てはじめの一歩

子どもの心・100の育て方目で見る漢方診断クレヨンしんちゃん 野原家の子育て論子育てストレスが子どもをつぶす

ドラえもーん・野比家の子育て論 子育て最前線のあなたへ受験に克つ子育て法ポケモン・カルト―あなたの子どもがあぶない!

・・・などなど30冊余り出版されています。

はやし浩司先生のHP・ブログ

はやし浩司のホームページ はやし浩司先生のメインサイトです。
子育て・幼児教育など、先生が実践されてきた内容が凝縮されています。
きっと先生の優れた教育感、人間味溢れる魅力をお分かりいただけると思います。
はやし浩司の書籍 先生が執筆をした過去の原稿をダウンロードして読めます。

読者の相談ページや進学問題、パパママの子育て診断ページもあります。

最前線の子育て論byはやし浩司(メルマガ版) メルマガ版「最前線の子育て論byはやし浩司」は2007年10月、
60000誌の中で、TOP-ONEに評価され、2008年のメルマガオブザイヤーを受賞しています。

先生の素晴らしい教育・子育て論を見てみて下さい。

当サイトでも掲載させていただいている記事が盛りだくさんです。
最前線の育児論byはやし浩司(Biglobe−Blog) 最前線の育児論のブログです。
子育てや教育について様々な視点・角度で執筆されています。

最前線の子育て論byはやし浩司 (ヤフーブログ) 最前線の子育て論(ヤフーブログ版)です。
教育に対して様々な情報を掲載しています。
主に先生の哲学者的な内容を見ることができます。
しかし、先生は博識ですね〜。
お孫様のかわいい画像と、日記、教育論を掲載しています。

Yahoo!ブックマークに登録 このエントリーをはてなブックマークに追加 Clip to Evernote