適切な幼児教育は後の人間形成において大変重要であると考えていますが注意していただきたいことがあります。
幼児教育は完璧な育児や教育を推奨するものではないということです。
・愛情が第一を忘れない
・他の子どもと比較をしない
・完璧主義にならない
・結果を期待しすぎない
・ゆったりとした心を持つ
子どもへの過剰な期待は親子共に大きなストレスになる危険性あります。
ゆったりと構え、少しくらい上手くいかなくても「まぁ、いっか。」に考えられることが幼児教育を続けられるポイントになります。
偏見と誤解について はやし浩司先生の育児教室
教育の世界には、偏見と誤解が満ちあふれている。ここでひとつ、「心の実験」をしてみよう。
たぶん、あなたは私のことを、まじめで、融通のきかないカタブツ人間と思っているだろう。教育問題を論じているから、なおさらそういうタイプの人間だと思っている。
あるいはもっと別のイメージをもっているかもしれない。あなたが私をどういう目で見ているか、だいたいのところ察しはつく。しかしつぎの文を読んでほしい。
ドクターが、『バイアグラは二錠のまないと効果がない』と言ったら、その老人は、こう答えた。
『いえ、わしは、小便するとき、足元をぬらさないためにのんでいるだけでサ』と。
小便のあと、あれを何回まで振ってよいかも決まっている。聞くところによると、三回まではよいそうだ。
四回以上は、マスターベーションになるからダメだそうだ」(オーストラリアのB君のメールより)。
もちろんこれはつくり話である。私とて男だから、この程度のメールのやりとりは、いつもしている。が、問題はそのことではない。
私たちは日常的な常識(私がいう「常識論」の常識とは別)の中で生きている。
そしてその常識が、一方でひとつの固定観念をつくる。固定観念がまちがっているというのではない。
その固定観念が、ときとして偏見と誤解を生む。
教育の世界はとくにそうだ。その中でも最大のものは、教職は聖職であるという偏見と誤解。
中には、教師のことを、牧師か出家者のように思っている人がいる。
しかし教師といっても、あなたやあなたの夫や妻と、どこも違わない。違うほうがおかしい。
大学で教育言論を履修したとか、多少の実習を受けたということをのぞけば、会社へ入社した社員と、どこも違わない。
本来、教育論は、もっと生々しく、もっと人間くさいもの。教育を「教育」として構えてしまうから、話がおかしくなる。そのおかしさを、逆説的にわかってほしかったから、あえてここで「心の実験」をしてみた。
●キレる子ども | ●親に甘えない子ども |
●素直な子ども論 | ●よい親子でいるために |
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●まじめな子ども | ●偏見と誤解 |
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【はやし浩司先生のプロフィール】
1947年岐阜県生まれ。
金沢大学法文学部法学科卒業。
日豪経済員会給費留学生として、オーストラリアメルボン大学ロースクール(法学院)研究生、三井物産社員、幼稚園教師を経て、浜松市にてBW(ブレイン・ワーク)教室、幼児研究所を設立。
独自の哲学・教育論をもとに幼児教育の実践を行っています。
現在は教育評論家として、ホームページやブログ、メルマガ、ユーチューブ等を利用しながら執筆活動に専念しています。
●著書に「子育て最前線のあなたへ」(中日新聞社)、「おかしな時代のまともな子育て論」(リヨン社・2002年3月発行)、「ドラえもん野比家の子育て論」(創芸社)など、30冊余り。
うち4冊は中国語にも翻訳出版されています。
「まなぶくん幼児教室」(学研)、「ハローワールド」(創刊企画・学研)などの無数の市販教材も手がけ、東洋医学、宗教論の著書も計8冊出版されています。
●教育評論家、現在浜松市伝馬町でBW教室主催。
●現在は、インターネットを中心に活動中。
メルマガ・オブ・ザ・イヤー受賞(08)、
電子マガジン読者数・計3000人(09)、ほか。
「BW公開教室」を、HP上にて、公開中。
(HPへは、「はやし浩司」で検索、「最前線の子育て論byはやし浩司」より。)
過去の代表的な著書
・・・などなど30冊余り出版されています。