適切な幼児教育は後の人間形成において大変重要であると考えていますが注意していただきたいことがあります。
幼児教育は完璧な育児や教育を推奨するものではないということです。
・愛情が第一を忘れない
・他の子どもと比較をしない
・完璧主義にならない
・結果を期待しすぎない
・ゆったりとした心を持つ
子どもへの過剰な期待は親子共に大きなストレスになる危険性あります。
ゆったりと構え、少しくらい上手くいかなくても「まぁ、いっか。」に考えられることが幼児教育を続けられるポイントになります。
日本の仏教について はやし浩司先生の育児教室
日本の仏教には、多くの矛盾がある。矛盾だらけと言ってもよい。
少し前になくなったが、東
つまりインドからヒマラヤ山脈の北を回って中国、日本へと伝わった仏教(大乗仏教、北伝仏教)は、釈迦が唱えた仏教とは異質のものである、と。
たとえば、インドでは男性だったカノンが、日本では観音様という女性になっていること。
日本の仏像が、(ガンダーラの仏像もそうだが)、古代インドの服装ではなく、すべてヘレニズム文化の影響を受けた古代ギリシアの服装を身につけていること。
釈迦の生誕地に残る仏典(法句経)は別として、それ以外は、どうも?、というものが多い。
そういうものを根拠にして、仏教を説いても、あまり意味がないのではないのか。
さらに総じてみれば日本の仏教は、あのチベット密教の影響をモロに受けている。
それが中国の土着宗教と結びついて、日本へ入ってきた。チベット密教そのものと言う人もいる。
ただ、盲信するのはいけない。中には、経典の一言半句にまで深い意味を求める人もいるが、しかしここにも書いたように、矛盾がないわけではない。
そういう矛盾、つまり明らかなまちがいまで押し殺して盲信するのは、危険なことでもある。
先日もある著名な仏教哲学者U氏の講演をテレビで見ていたが、その中でその哲学者はこう言っていた。「○○経にXXという言葉がありますが、つまり人間はみな、平等と釈迦は教えているのです」(NHK、〇二年六月)と。
しかし、だ。何もおおげさに経典の一節をもちださなくても、人間がみな平等というのは常識ではないのか。ほんの少し自分自身の「常識」に照らし合わせれば、小学生にだってわかる。
釈迦の時代に、釈迦の周辺に、白人や黒人、黄色人種はいなかった!
そしてそれがあるべき方法だと、信じて疑わないでいる。
しかしそういう姿勢こそ、ひょっとしたら、釈迦がもっとも嫌った姿勢ではないのか。話せば長くなるが、法句経で述べている釈迦の精神とは、どこか違うような気がする。
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【はやし浩司先生のプロフィール】
1947年岐阜県生まれ。
金沢大学法文学部法学科卒業。
日豪経済員会給費留学生として、オーストラリアメルボン大学ロースクール(法学院)研究生、三井物産社員、幼稚園教師を経て、浜松市にてBW(ブレイン・ワーク)教室、幼児研究所を設立。
独自の哲学・教育論をもとに幼児教育の実践を行っています。
現在は教育評論家として、ホームページやブログ、メルマガ、ユーチューブ等を利用しながら執筆活動に専念しています。
●著書に「子育て最前線のあなたへ」(中日新聞社)、「おかしな時代のまともな子育て論」(リヨン社・2002年3月発行)、「ドラえもん野比家の子育て論」(創芸社)など、30冊余り。
うち4冊は中国語にも翻訳出版されています。
「まなぶくん幼児教室」(学研)、「ハローワールド」(創刊企画・学研)などの無数の市販教材も手がけ、東洋医学、宗教論の著書も計8冊出版されています。
●教育評論家、現在浜松市伝馬町でBW教室主催。
●現在は、インターネットを中心に活動中。
メルマガ・オブ・ザ・イヤー受賞(08)、
電子マガジン読者数・計3000人(09)、ほか。
「BW公開教室」を、HP上にて、公開中。
(HPへは、「はやし浩司」で検索、「最前線の子育て論byはやし浩司」より。)
過去の代表的な著書
・・・などなど30冊余り出版されています。