適切な幼児教育は後の人間形成において大変重要であると考えていますが注意していただきたいことがあります。
幼児教育は完璧な育児や教育を推奨するものではないということです。
・愛情が第一を忘れない
・他の子どもと比較をしない
・完璧主義にならない
・結果を期待しすぎない
・ゆったりとした心を持つ
子どもへの過剰な期待は親子共に大きなストレスになる危険性あります。
ゆったりと構え、少しくらい上手くいかなくても「まぁ、いっか。」に考えられることが幼児教育を続けられるポイントになります。
世間体論について はやし浩司先生の育児教室
クイズ
しかし戸籍上は、A氏とBさんは弟姉になっている。こんなことはありえるだろうか」
しかし若い世代の人には、むずかしい。つまり昔の人は、それくらい世間体を気にした。
「離婚をしたが、子どもを連れて、実家へは帰れない。どうしたらいいか」と。
私が「どうして?」と聞くと、「実家の両親が、世間体もあるから、実家へ入れるわけにはいかないと言っている」と。つまり娘が離婚し、子ども(孫)を連れて帰ってくることを、親たちは「恥ずかしい」というのだ。
家族の心を見失う。この世間体は、もともと戦前の、もしくはそれ以前からの全体主義的なものの考え方に由来する。
みなと同じことをしていれば安心。そうでなければ不安。
みなと同じことをしている人を受け入れる。そうでない人を排斥する。
そういうものの考え方が基本にあって、日本人は、その世間体を気にするようになった。
「世間が笑う」「世間が許さない」という言い方も、そこから生まれた。
あるいはその苦しみや悲しみを、共有しようという意識さえない。
いったいこの親たちは、何のために、どうして子育てをしてきたのか? 娘の苦しみや悲しみを救うことよりも、世間体のほうが大切にしている。自分のメンツや見てくれ、体裁のほうが大切にしている。
その両親は、さかんに孫のことを、「かわいそうだ」「あわれだ」と言っているそうだが、本当にかわいそうなのは、孫ではない。
娘というその母親でもない。その母親の両親だ。自分をつかめない、両親だ。
そこで世間体を気にしたBさんの父親が、自分の息子として戸籍に入れた。
だから戸籍上は、A氏とBさんは、戸籍上では、弟姉となった。戦前まではよくあったことである。
あなたはこのクイズが解けただろうか。
●キレる子ども | ●親に甘えない子ども |
●素直な子ども論 | ●よい親子でいるために |
●育児疲れ | ●顔の見えない親たち |
●子育て、はじめの一歩 | ●子どものトラブル解決法(1) |
●私のストレス発散法 | ●子どものトラブル解決法(2) |
●スキンシップ | ●世間体論 |
●真昼の怪奇 | ●時間論 |
●意識の違い | ●日本の仏教 |
●いこいと、やすらぎと、そして、いやし | ●妻の呼び名 |
●あなたの家庭診断(試作) | ●親の支配意識 |
●まじめな子ども | ●偏見と誤解 |
●別れぎわの美学 | ●同性愛 |
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情報・画像の出展:はやし浩司先生
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【はやし浩司先生のプロフィール】
1947年岐阜県生まれ。
金沢大学法文学部法学科卒業。
日豪経済員会給費留学生として、オーストラリアメルボン大学ロースクール(法学院)研究生、三井物産社員、幼稚園教師を経て、浜松市にてBW(ブレイン・ワーク)教室、幼児研究所を設立。
独自の哲学・教育論をもとに幼児教育の実践を行っています。
現在は教育評論家として、ホームページやブログ、メルマガ、ユーチューブ等を利用しながら執筆活動に専念しています。
●著書に「子育て最前線のあなたへ」(中日新聞社)、「おかしな時代のまともな子育て論」(リヨン社・2002年3月発行)、「ドラえもん野比家の子育て論」(創芸社)など、30冊余り。
うち4冊は中国語にも翻訳出版されています。
「まなぶくん幼児教室」(学研)、「ハローワールド」(創刊企画・学研)などの無数の市販教材も手がけ、東洋医学、宗教論の著書も計8冊出版されています。
●教育評論家、現在浜松市伝馬町でBW教室主催。
●現在は、インターネットを中心に活動中。
メルマガ・オブ・ザ・イヤー受賞(08)、
電子マガジン読者数・計3000人(09)、ほか。
「BW公開教室」を、HP上にて、公開中。
(HPへは、「はやし浩司」で検索、「最前線の子育て論byはやし浩司」より。)
過去の代表的な著書
・・・などなど30冊余り出版されています。