適切な幼児教育は後の人間形成において大変重要であると考えていますが注意していただきたいことがあります。
幼児教育は完璧な育児や教育を推奨するものではないということです。
・愛情が第一を忘れない
・他の子どもと比較をしない
・完璧主義にならない
・結果を期待しすぎない
・ゆったりとした心を持つ
子どもへの過剰な期待は親子共に大きなストレスになる危険性あります。
ゆったりと構え、少しくらい上手くいかなくても「まぁ、いっか。」に考えられることが幼児教育を続けられるポイントになります。
子どものトラブル解決法(2)について はやし浩司先生の育児教室
子どもどうしのトラブルが、限界を超えたら、(どこが限界かを判断するのはむずかしいが)、
状だけを、ていねいに訴えて、それですますこと。
親が原因さがしをしたり、理由づけをしてはいけない。いわんや相手の子どもの名前を出したり、先生を批判してはいけない。
あくまでも子どもの症状だけを訴えて、それですます。判断や指導は、プロである先生に任す。
あなたはドクターに、自分の診断名や治療法を話すだろうか。そんなことをしても、意味がない。
ないばかりか、かえって、診断や治療のさまたげになる。学校という社会では、先生は、まさに教育のドクター。が、それだけではない。
そのうちさらに一〇人のうち一人は、頭のおかしい親(失礼!)がいる。
そういう人をトラブルの中に巻き込むと、それこそたいへんなことになる。現に今、私が知っている人の中には、「言ったの、言わないの」が、こじれて、親どうしで裁判闘争している人さえいる。
こうなると、子どものトラブルではすまなくなる。
……親どうしのつきあいは、水のように淡(あわ)く、サラサラとつきあうようにする。教師との関係もそうで、濃密だから、子どもに有利とか、そういうふうに考えてはいけない。
……これはイギリスの格言だが、子どもが非行に走っても、その行為を責めるにとどめ、友を責めてはいけない。「あの子と遊んではダメ」と子どもに言うことは、子どもに「親をとるか、友をとるか」の択一を迫るようなもの。
あなたの子どもがあなたをとればよいが、友をとれば、同時にあなたと子どもの間には大きなキレツが入ることになる。
症状だけを訴えて、あとの判断は先生に任す。
(もっともあなたが転校を覚悟しているのなら、話は別だが……。)
……「ほかの親」というのは、同年齢もしくはやや年齢の大きい子どもをもつ親のこと。
そういう親に相談すると、「うちもこんなことがありまたよ……」というような会話で、大半の問題は解決する。
学校の先生に相談するのは、そのあとということになる。
●キレる子ども | ●親に甘えない子ども |
●素直な子ども論 | ●よい親子でいるために |
●育児疲れ | ●顔の見えない親たち |
●子育て、はじめの一歩 | ●子どものトラブル解決法(1) |
●私のストレス発散法 | ●子どものトラブル解決法(2) |
●スキンシップ | ●世間体論 |
●真昼の怪奇 | ●時間論 |
●意識の違い | ●日本の仏教 |
●いこいと、やすらぎと、そして、いやし | ●妻の呼び名 |
●あなたの家庭診断(試作) | ●親の支配意識 |
●まじめな子ども | ●偏見と誤解 |
●別れぎわの美学 | ●同性愛 |
NO’1〜NO’24 | NO’121〜NO’144 | NO’241〜NO’264 |
NO’25〜NO’48 | NO’145〜NO’168 | NO’265〜NO’288 |
NO’49〜NO’72 | NO’169〜NO’192 | NO’289〜NO’300 |
NO’73〜NO’96 | NO’193〜NO’216 | |
NO’97〜NO’120 | NO’217〜NO’240 |
情報・画像の出展:はやし浩司先生
※このページの文章・及び画像の著作権は「はやし浩司」様が保有しています。
当サイトでは「はやし浩司」様のご厚意により許可を得て掲載させていただいております。
【はやし浩司先生のプロフィール】
1947年岐阜県生まれ。
金沢大学法文学部法学科卒業。
日豪経済員会給費留学生として、オーストラリアメルボン大学ロースクール(法学院)研究生、三井物産社員、幼稚園教師を経て、浜松市にてBW(ブレイン・ワーク)教室、幼児研究所を設立。
独自の哲学・教育論をもとに幼児教育の実践を行っています。
現在は教育評論家として、ホームページやブログ、メルマガ、ユーチューブ等を利用しながら執筆活動に専念しています。
●著書に「子育て最前線のあなたへ」(中日新聞社)、「おかしな時代のまともな子育て論」(リヨン社・2002年3月発行)、「ドラえもん野比家の子育て論」(創芸社)など、30冊余り。
うち4冊は中国語にも翻訳出版されています。
「まなぶくん幼児教室」(学研)、「ハローワールド」(創刊企画・学研)などの無数の市販教材も手がけ、東洋医学、宗教論の著書も計8冊出版されています。
●教育評論家、現在浜松市伝馬町でBW教室主催。
●現在は、インターネットを中心に活動中。
メルマガ・オブ・ザ・イヤー受賞(08)、
電子マガジン読者数・計3000人(09)、ほか。
「BW公開教室」を、HP上にて、公開中。
(HPへは、「はやし浩司」で検索、「最前線の子育て論byはやし浩司」より。)
過去の代表的な著書
・・・などなど30冊余り出版されています。