適切な幼児教育は後の人間形成において大変重要であると考えていますが注意していただきたいことがあります。
幼児教育は完璧な育児や教育を推奨するものではないということです。
・愛情が第一を忘れない
・他の子どもと比較をしない
・完璧主義にならない
・結果を期待しすぎない
・ゆったりとした心を持つ
子どもへの過剰な期待は親子共に大きなストレスになる危険性あります。
ゆったりと構え、少しくらい上手くいかなくても「まぁ、いっか。」に考えられることが幼児教育を続けられるポイントになります。
よい親子でいるためにについて はやし浩司先生の育児教室
心というのは、一度、閉じると、開くのは容易ではない。
中学生や高校生でも、親と会話すら
なぜそうなるかは別として、子どもの心を安易に考えてはいけない。
一度閉じた心を開くのは、それこそ五年単位の時間と努力を必要とする。
成人してからも、ほとんど会話のない親子はいくらでもいる。
私の知人のK氏は、今年三五歳になるが、父親(六二歳)と、食事すら別々。
廊下ですれ違うときも、目をそむけあっている。同居しているだけに、ことは深刻である。
K氏の妻はこう言った。「毎日が一触即発の状態です。先日も、『殺す』『殺してみろ』のおおげんかをしました」と。
この問題だけは、遅れれば遅れるほど、こじれる。
ある母親は息子(小五)の受験勉強に狂奔しながら、こう言った。
「私は息子には、ひどい母親に見えるかもしれません。しかしいつか息子が目的の中学校に入学したとき、私のことを理解し、感謝してくれると思います」と。
が、残念ながら、そういうことはありえない。絶対にありえない。
こういうケースのばあい、閉じるどころか、心そのものが破壊される。
自分だって一度は子どもであったにもかかわらず、その子どもの心がわからない。
わからないまま、「子どものことは私が一番よく知っています」と、子どもの心を、親の立場で決めてしまう。そしてやがて行き着くところまで行き、そこで失敗する。その途中で、私のようなものがアドバイスしても、ムダ。「私にかぎって」とか、「うちの子にかぎって」とか言って、その時期を見逃してしまう。
どれもこれも、結局は子どもの心を安易に考えるところから始まる。繰り返すが、子どもの心を決して安易に考えてはいけない。
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情報・画像の出展:はやし浩司先生
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【はやし浩司先生のプロフィール】
1947年岐阜県生まれ。
金沢大学法文学部法学科卒業。
日豪経済員会給費留学生として、オーストラリアメルボン大学ロースクール(法学院)研究生、三井物産社員、幼稚園教師を経て、浜松市にてBW(ブレイン・ワーク)教室、幼児研究所を設立。
独自の哲学・教育論をもとに幼児教育の実践を行っています。
現在は教育評論家として、ホームページやブログ、メルマガ、ユーチューブ等を利用しながら執筆活動に専念しています。
●著書に「子育て最前線のあなたへ」(中日新聞社)、「おかしな時代のまともな子育て論」(リヨン社・2002年3月発行)、「ドラえもん野比家の子育て論」(創芸社)など、30冊余り。
うち4冊は中国語にも翻訳出版されています。
「まなぶくん幼児教室」(学研)、「ハローワールド」(創刊企画・学研)などの無数の市販教材も手がけ、東洋医学、宗教論の著書も計8冊出版されています。
●教育評論家、現在浜松市伝馬町でBW教室主催。
●現在は、インターネットを中心に活動中。
メルマガ・オブ・ザ・イヤー受賞(08)、
電子マガジン読者数・計3000人(09)、ほか。
「BW公開教室」を、HP上にて、公開中。
(HPへは、「はやし浩司」で検索、「最前線の子育て論byはやし浩司」より。)
過去の代表的な著書
・・・などなど30冊余り出版されています。