運命vs智力 はやし浩司先生の教育アドバイス
私には、(自分で気がついている部分)と、(自分で気がついていない部分)がある。
一般的には、自己中心性の強い人ほど、(自分で気がついている部分)が小さく、(自分で気がついていない部分)が大きい。
問題は、その(自分で気がついていない部分)。
この部分が、その人をして、その人の望まない方向に操ってしまう。
人にねたまれる。
人にうとまれる。
人に嫌われる。
それが重なっている間に、気がついてみると、自分がとんでもない立場にいるのを知る。
それを避けるためには、どうしたらよいのか。
その方法は、あるのか。
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●運命
1人の人には、無数の(糸)がからんでいる。
生い立ち、過去、経験の糸。
家族、親類、社会、国の糸。
家庭環境、文化、伝統の糸。
性格、性質という糸もある。
性差(男女)という糸、
さらには肉体、健康という糸もある。
そういう無数の糸がからんで、時として、その人の進むべき方向を決めてしまう。
自分の意思で何とかなるばあいもあるが、そうでないときのほうが、多い。
私は、それを「運命」と呼んでいる。
どこかの頭のおかしいオバチャンが説く、あの運命論とは、中身がちがう。
たとえばいくら「私は自由だ」と叫んだところで、そこには限界がある。
仕事もしなければならない。
家族のめんどうもみなければならない。
その(限界)が無数に積み重なって、ここでいう(運命)となることもある。
今の(私)にしても、あくまでもその結果でしかない。
で、ここではさらに話を先に、一歩進める。
そういう無数の(糸)の中に、(自分で気がついていない部分)もある。
自分では気がつかないうちに、原因は自分の中にあるにもかかわらず、自分の意図した
方向とは別の方向に、自分が進んでしまうことがある。
情報・画像の出展:はやし浩司先生
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【はやし浩司先生のプロフィール】
1947年岐阜県生まれ。
金沢大学法文学部法学科卒業。
日豪経済員会給費留学生として、オーストラリアメルボン大学ロースクール(法学院)研究生、三井物産社員、幼稚園教師を経て、浜松市にてBW(ブレイン・ワーク)教室、幼児研究所を設立。
独自の哲学・教育論をもとに幼児教育の実践を行っています。
現在は教育評論家として、ホームページやブログ、メルマガ、ユーチューブ等を利用しながら執筆活動に専念しています。
●著書に「子育て最前線のあなたへ」(中日新聞社)、「おかしな時代のまともな子育て論」(リヨン社・2002年3月発行)、「ドラえもん野比家の子育て論」(創芸社)など、30冊余り。
うち4冊は中国語にも翻訳出版されています。
「まなぶくん幼児教室」(学研)、「ハローワールド」(創刊企画・学研)などの無数の市販教材も手がけ、東洋医学、宗教論の著書も計8冊出版されています。
●教育評論家、現在浜松市伝馬町でBW教室主催。
●現在は、インターネットを中心に活動中。
メルマガ・オブ・ザ・イヤー受賞(08)、
電子マガジン読者数・計3000人(09)、ほか。
「BW公開教室」を、HP上にて、公開中。
(HPへは、「はやし浩司」で検索、「最前線の子育て論byはやし浩司」より。)
過去の代表的な著書
・・・などなど30冊余り出版されています。