0歳8ヶ月の教育

 

0歳8ヶ月の教育について

0歳8ヶ月の赤ちゃんは「自分の頭で考えて行動する」ようになってきます。


自ら考えて行動する時期に入ってきたということは、知能面や運動面の発達が急激に高まる特に重要な時期に入ってきたということです。

お部屋の中をハイハイしながら探索し、興味のあるものに対しては舐めたり、振ってみたり、叩いてみたりと様々な方法で調べようとします。

※ハイハイができるようになる時期には個人差が大きいので、まだできなくても気にしないで下さい。

また、生後8ヶ月という時期は母子関係の基礎が強く固まってくる時期でもありますので、常にママが安心の基地となります。

何か不安なことがあった時、ママに抱っこされることで、安心し、気持ちが安定することでまた探索したりできます。

探索→不安→安心→探索→を繰り返すことで、より広い世界を知ることができるようになっていきます。

0歳8ヶ月の教育実践

赤ちゃんのより良い発達にはママからの働きかけが必要です。
決して無理はせず、赤ちゃんが起きていて機嫌の良い時に行ってください。

発達などのスピードには早生タイプや晩成タイプなど大きな個人差があり、他人の子どもと比較する必要は全くありません。
1・毎日の日常生活の中で、言葉かけを繰り返しやさしく教えましょう。

遊びの中で、「おいで」「まてまて〜」「あった!」「見つけた!」や生活の中で、「立って」や「座って」、「いただきます」「おはよう」「おやすみ」などを正しい言い方で、赤ちゃんの目を見てやさしく話しかけましょう。
2・食事中は必ず座っていられるようにします。

個人差はありますが、この位の時期からかなり活発に動きだしますので、じっと座っていることが難しくなってくる時期でもあります。

食事中に座っていられることは、しつけの基本となりますので、少々厳しくても座っていられるようにします。

かわいそうだからと言ってここで自由奔放にさせてしまうと、後々に苦労することになりかねません。

3・「いない、いないばあ」や「宝探し」をしましょう。
作業記憶のワーキングメモリーを鍛える遊びを多くとりいれましょう。

また、行動を抑制する力(〜しないこと)を遊びや生活の中で育てましょう。
例えば、触ってはいけないコンセントに触ろうとした赤ちゃんに「触ってはダメよ!」と言った時、赤ちゃんが触ることを止めた場合はうんと褒めてあげましょう。

やってみたい・触りたい気持ちを抑えることは、自分の心をコントロールできる力を身につけることができます。
4・絵本や絵カード、鏡などを利用して言葉遊びをしましょう。
「これはゾウさんだよ、お鼻が長いね、パオーン!」「これはキリンさんだよ、首がなが〜いね。」など、必ず「これは」をつけ、名前と特徴を話してあげましょう。

鏡の前でもママと赤ちゃんで「これは目、かわいいね〜!」「これは鼻、ぶーぶー。」など、楽しくお話しながらママと赤ちゃんで交互にやってみても楽しいと思います。
5・より広い世界を見せてあげるようにしましょう。
知能が飛躍的に高まるこの時期からは、新しい刺激や感覚が必要です。
いつも決まりきった日常生活も大切ですが、プラス新しい刺激を与えてあげることで、様々な物事に対する興味が沸いてきます。
6・指先を使って遊びましょう。
この位の時期からかなり指先も器用になり、親指と人差し指で小さい物を「つまむ」ことができるようになってきますので、積極的に「つまむ」遊びをとりいれましょう。

難しいようなら無理をさせる必要はありません。
紙をくしゃくしゃにしたり、ビリビリ破いたりする遊びなどをしながら指を動かし、鍛えることでだんだん器用な動きもできるようになります。

できるだけ長く楽しく遊べるようにしていきましょう。

7・危険に対する感や認識を身につけさせます。
世の中は、赤ちゃんにとって危険なものばかりです。
親が絶えず注意を払ってあげなければ赤ちゃんは危険を回避することは不可能です。

ですが、これから赤ちゃんが成長していく中で、全ての時間を赤ちゃんに対して注意を払っていくことは難しいですし、赤ちゃん自身も危険に大して学習していかなければいけません。

家の中にも包丁やコンセントなど、赤ちゃんにとって命に関わるような危険な場所や物もあります。

赤ちゃんが危険な物、例えばコンセントなどにさわろうとした場合は、きちんと危ないことを話して止めさせます。
やめることができれば、やさしくほめてあげてください。

何度も同じことをする場合は、コンセントを触ろうとした手の甲を「パチッ」と叩くことも止むを得ないと思います。


8・絵本を読んであげましょう。
早いと思われるかもしれませんが、絵本の読み聞かせは早い時期からの導入がお勧めです。

0歳向けの簡単で短い絵本を楽しそうに読み聞かせてあげてください。
できるだけ毎日かかさずに読み聞かせを行うことで、絵本が大好きな子どもになります。
※集中力がなくなる前にやめることが大切です。





月齢・年齢ごとの幼児教育の大まかな実践目標
(生後0歳0ヶ月〜3歳0ヶ月まで:管理人「HIRO」による)細かく月齢ごとに分けてありますが、大まかな内容ですので、あくまで参考までにしてください。

※実践では自己責任のもとに行って下さい。
※実践についてのサポート等は行っておりませんので、ご了承下さい。

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0歳10ヶ月/


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